廃墟・珍物件の観光ガイド、第2弾です。第1弾はとにかく質・量ともに追求したてんこ盛りで、見るのに少し疲れる仕様でした。第2弾は量はそこそこ、それよりも見せ方にこだわっています。丁寧に、すぐれたデザインで物件を味わってもらう感じ。
そのいい例が「牛久大仏」のページです。高さ120mの大仏の大きさを読者に体感させるにはどうすればいいか? 編集部の出した答えはなかなか鋭いです。牛久の町や田園のいろんなカットを並べてあるのですが、そのどれにも大仏が映り込んでいる。なるほど、どこからでも見える大きさなんだな、とわかる。
全体に、第1弾よりも写真のレイアウト、タイポグラフィが良くなっています。あんまり小さな写真もないので、疲れ目にも優しい。
今回は「盤座(いわくら)」と「無縁仏塔」が良かったですね。アートとも霊的スポットとも言い難い、分類不能なものの魅力が伝わります。それにしても「軍艦アパート」とかは相変わらず禍々しい…人々の脳の膿が具象化したみたいです。
表4の広告が「徒歩用ナビゲーション」というのも良かった。