のっけから個人的な話になってしまうが、小さい頃には近くにここまで大きい工場は無くて、この本に取り上げられている工場の半分以下みたいな工場はあった。しかし、小さい工場といえども小さな子供にとってはやはり工場というのは未知の世界が無限大に広がっているものであった。だから、その工場の前を通る時はいつも中がどうなっているのか塀の外から覗いてみたものだった。
さて、この本を見るとそんな子供であった頃の思い出が鮮明によみがえってくる。ページをめくる度にワクワクする。
こういった本の類というのは奇異な目で見られがちなのだが、偏見の目を持たずに一度見て欲しい。その人の生きてきた時代に関係無く、どこかノスタルジックな郷愁を覚える事だろう。