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ワンダーゾーン
 
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ワンダーゾーン [単行本]

福本 博文
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

自己啓発セミナー、催眠療法、宇宙意識など「オカルトの世界」をビジネスにしている組織を徹底取材。その怪しさ、ウソを暴き出す

内容(「BOOK」データベースより)

本書は、日常生活と隣り合わせにある奇怪な世界、私たちの隣人が織りなす「ワンダーゾーン」を舞台にした本。全編通して共通するテーマは、現代人の依存心である。

登録情報

  • 単行本: 305ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2001/11)
  • ISBN-10: 4163578900
  • ISBN-13: 978-4163578903
  • 発売日: 2001/11
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.4 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 553,582位 (本のベストセラーを見る)
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
  内容は、著者があやしい。不思議だと思う事柄について
  潜入調査したルポルタージュである。

  内容としては、

     ・心理実験室のような研修会
     ・自己啓発セミナー(催眠セミナー)
     ・前世療法と催眠療法という治療
     ・宇宙意識と交信するチャネリングセミナー

     ・南インドの予言書アガスティアの葉とサイババ
     ・自己啓発用カセットテープとその販売会社
     ・生命水「πウォーター」
     ・幻のエネルギー「波動」
     ・ネット復讐代行屋

  という9つのテーマからなっていた。

  マルチ商法・宗教・セミナーなどはいろいろと関連していると

  以前から思っていたが、かなりの関連性があることが理解できた。
  ルポの形で実際に著者がセミナーや主催者・元信者などを取材しているの
  で情報が新鮮でわかりやすかった。
  こういうあやしい方面の実態やからくり・歴史などを少し頭にいれておくと
  人生で失敗する可能性が少し低くなるような気がする。

  大学生以上のある程度成熟した人にお勧めしたい本ですね。
  この本の関連書でもあると思われる著者が同じの
  「心をあやつる男たち」(文春文庫)も読んでみたいと思う。

このレビューは参考になりましたか?
16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
そういや、いるいる、こんな人…ページをめくりながら、思わず苦笑してしまう。自己啓発セミナーやマルチまがい商法、果ては件のサイババに魅せられたエリート作家を生んだ背景など、それらは皆特別なことではない、日常にありきたりの風景であった。著者は、自らセミナーや民間の催眠療法を体験してその欺瞞を読者にぶつける。人が、オカルトめいた教祖やセミナー、薬や民間療法に飛びつくのはその「依存心」のなせる業だと説く。そして、マスコミや識者などの権威がそれを更に煽るのも問題だと指摘する。21世紀は「癒し」がキーワードだと言われる。だが、自己のスタンスを確立しないまま他にそれを求めると、詐欺まがいのヒーラーに金と精神を巻き上げられることになる。折からの不景気で「自己啓発セミナー」や「波動測定器」に高い金を遣う者は少なくなったが、「癒し系」をちらつかせて仲間を募る商売は、手を変え品を変えまだまだ私たちの周りに存在する。となりにある危険な「ワンダーゾーン」からわが身を守るにはどうしたらいいか…それを読み解くきっかけに、この一冊をお勧めする。
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5 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By YW
形式:単行本
水について理科教育者が書かれた内容から、この本に辿り着いた。

水について科学的な見解を確認したかったのだが、残念ながら空振りに終わった。

誰かが事実を自分で確認、検証しているだろうと期待していたのに、誰も「科学的」な
態度で臨んでいない事が分かって愕然としたが、その事実がわかっただけでも調べた
甲斐があったというべきか…。

著者は結局自分では「科学的事実」を何も確認していない。

ただ、人々の声を拾って集めて、それらを繋ぎ合わせただけ。
だから、これを持って科学的真偽が明確になったとは、当然いえない。

科学的事実は本の中にあるのではない。

なるほど著者は実際に自分が事実を求めてルポした訳だが、所詮は取材者のひとり。
その立場の限界が当事者意識の希薄さとなって、「結論」が見える展開の内容になって
しまった。

この著書で「回答がない」として批判されていた団体の関係者に、僕は電話で直接訊ねて
みたが、その団体が著者の質問への回答をHP上で明らかにしていた事実があった。

該当団体の名誉に関わる事であるし、取材内容ならびにその記述の信憑性に疑義を抱か
せる話でもある。

もとより、「回答しない(がない)」=「科学的に誤り」となるものではない。
誠意や誠実さへの不信感が生じるに過ぎない。

事実確認をしないまま本にして、一方的に「科学的でない」という書き方は誤解を招く。
暗に批判的に取り上げられた個人、団体に反論の機会が与えられているとも言いがたい。

科学方法論や科学哲学を専攻した方にこそ、こうした内容の検証をお願いしたい。
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