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ワンダフル・ライフ―バージェス頁岩と生物進化の物語 (ハヤカワ文庫NF)
 
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ワンダフル・ライフ―バージェス頁岩と生物進化の物語 (ハヤカワ文庫NF) [文庫]

スティーヴン・ジェイ グールド , Stephen Jay Gould , 渡辺 政隆
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,113 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容説明

Basing his argument around the history of science's treatment of the fossils of the Burgess shale, the author presents a view of evolution as a non-progressive system, which saw a wide range of early designs for life winnowed down to the relatively few basic designs that exist today. --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

1909年、カナダで5億年前の不思議な化石小動物群が発見された。当初、節足動物と思われたその奇妙奇天烈、妙ちくりんな生きものたちはしかし、既存の分類体系のどこにも収まらず、しかもわれわれが抱く生物進化観に全面的な見直しを迫るものだった…100点以上の珍しい図版を駆使して化石発見と解釈にまつわる緊迫のドラマを再現し、歴史の偶発性と生命の素晴らしさを謳いあげる、進化生物学の旗手グールドの代表作。

登録情報

  • 文庫: 602ページ
  • 出版社: 早川書房 (2000/03)
  • ISBN-10: 4150502366
  • ISBN-13: 978-4150502362
  • 発売日: 2000/03
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)
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34 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By よう
形式:文庫
先日の岩波書店の「図書」に,訳者のエッセーが載っていた。グールドが冒頭「どうぞ細部を読み飛ばさないでほしい,大筋はつかめるが,本当に大切なのは細部(節足動物の付属肢についての分析など)なのだから」とあるが,どれほどの読者が細部をきちんと読んでくれたかは心配,ということも書いてあった。でも面白かったですよ。ものすごく。かなり素人にも分かりやすく,進化について理論のドラスティックな転換を引き起こした節足動物,軟体動物たちのことが書かれている。小さな化石(偶然が重なって軟体動物の化石が現代に残された!)がいかに多くのことを語ってくれるか,登場する学者たちがいかにその化石の示す意味を読み誤り,そして改めて読み取ってきたかが述べられていてとても勿体無くて読み飛ばせませんでした。

しかし素人にはつらい部分もありましたよ。節足動物の付属肢のつき方,分岐の仕方がいかに分類において重要か,また現生節足動物ではどのような状態が通常で,それでどのような分類がなされているのか,についての背景の知識が我々には欠けていて,それを推測しながら読むのはちょっとしんどかったです。面白かったけど。

前述の「図書」には著者のグールドが脳腫瘍で亡くなったこと,涙を流しながらの最終講義のことも書かれていて,読んでいてなんだか切なかったです。研究にささげられた生涯というものもまた,すばらしいものですね。
このレビューは参考になりましたか?
31 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 紫陽花 VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
"断続平衡説"で著名なグールドの「フルハウス」と並ぶ一般読者向け代表作。バージェス頁岩で発見されたカンブリア紀の化石を基に、発見の過程やそれに基づく自説等を情熱的に述べている。情熱的なのは勿論この発見が自説に都合が良いと判断したせいである。過度の冗漫性のおかげで不必要に長くなっている本書を要約すると次の3点に尽きる。尚、本書では一般に使用する多様性とは別に"異質性"という概念も用いている。異質性とはある時代における生物設計パターンの多様性という程の意味である。

(1) 異質性はカンブリア紀に最大となり、現代に向かって徐々に縮小している(ただし、現在の種の多様性はさすがに認めている)。単純な生物から次第に(規則的に)複雑な生物へと進化する生命樹のイメージは間違い。

(2) 歴史のある時点、例えばカンブリア紀で時間をリセットしてリプレイした時、地球上生物は現在と同じ姿となっているだろうか(特に人類は誕生していただろうか)。グールドの持論である「進化は偶然の賜物で、必然ではない」を強調したもの。

(3) カンブリア初期に見られた生物の爆発は、新奇の進化説でのみ説明できる。

(3)は現在でも原因不明で緒説ある。(1)は本書発表後、グールドが異種性と捉えた多くの生物が従来の"門"に属する事が確認されている。(2)は近年"収斂"という概念が取り上げられ、グールドの説には否定的見解が多い。

進化の考え方には未だ決定打が無い。本書はバージェス頁岩の化石の発掘過程、その研究の様子を克明に表したもので、この方面に興味のある方には好適の書である。「フルハウス」と合わせて読むと、グールドの機知と考えが良く分かり得られる所が大きいだろう。
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
面白い!! 2005/2/6
形式:ペーパーバック
前の1/4は著者やバージェス頁岩にかかわる学者達の物語。

後の1/4はWalcottの伝記。

これらも大事ですが、なんと言っても真ん中の生物の解説が文句なしに面白いです。

見かけの珍妙さだけにとらわれないでください。確かに挿絵は絶品ですが、どこが違っているのか。どうして今の生物と進化論的につながらないのか。その解説を読むたびに、新鮮な驚きに包まれます。

高校で地学を勉強していれば、原書を読んでも内容がすぐ理解できると思いますし、分類学の専門用語についてもコラムが設けてありますので、スラスラと読み進めることが出来ます。
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最近のカスタマーレビュー
あまり明確に自分の意見や考えを示していないもどかしさがある
本書の内容は、いわゆる「カンブリア紀の生物大爆発」が世に知られるきっかけとなったロッキー山脈バージェス頁岩から発見された、膨大な5億年前の奇妙奇天烈な化石動物群の... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: ねぼすけ2004
アノマノカリスの色は?
カバーの動物には色がついているが、化石なのでもちろん色は想像である。... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: 和田哲夫
二面性を映し出す
本書は大まかに言って2つの異なる側面を持つ。... 続きを読む
投稿日: 2009/5/26 投稿者: いとみみず
科学の本当の面白さは細部に宿る
間違いなく名著。カナダにあるバージェス頁岩で発見された、およそ5億年前の生物の化石について。その発見や解明の経緯、そしてその生物たちが持つ、進化論への大きな意義を... 続きを読む
投稿日: 2009/2/1 投稿者: ex-phenomenologist
ハルキゲニア逆さまやん
という突っ込みもあるだろう。

ピカイアは最初の脊索動物でもマイノリティーでもなかったし・・・... 続きを読む
投稿日: 2007/5/18 投稿者: じむ
知的興奮
 「一体なぜ現存する動物種が生き残ったのか」
 進化論とえばダーウィンの説が一般的に採用されている現代だが、... 続きを読む
投稿日: 2007/2/12 投稿者: タック
テープを100万回リプレイしても、人類が再び進化することはない
進化論には学生時分から興味があって、

いまだに気が向くと適当につまみ読みしている。... 続きを読む
投稿日: 2007/1/17 投稿者: 内田裕介
魅力的なバージェス産動物たち
・発見者であるウォルコットを軸にしたバージェス頁岩に関わった人たち

・バージェス動物群の実態が明らかになっていく過程... 続きを読む
投稿日: 2007/1/8 投稿者: 江口哲学
悲運多数死
デシメーション(悲運多数死)というのを最近知った

100の種の内10種しか生き残らない。... 続きを読む
投稿日: 2006/11/19 投稿者: free_se
古生物学の世界
バージェス頁岩から発見された先カンブリア時代の急速な節足動物の多様化の物語です。有名なアノマロカリスを初めとした化石の生物の話が出てきます。化石の図から、立体像を... 続きを読む
投稿日: 2006/10/18 投稿者: フィラデルフィアン
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