マカロニウエスタンで有名なイタリア人監督、セルジオ・レオーネが1984年ハリウッドでメガフォンをとった3時間40分になんなんとする大作である。公開当初は、配給会社が時系列を無視しためちゃくちゃな編集で(エンニオ・モリコーネのクレジットも忘れていたほど)酷評されたそうだ。物語は、1930年代の禁酒法時代のユダヤ人街(マンハッタン島に向かうブルックリン橋が象徴的に背景におかれるシーンが多い)を舞台に、ユダヤ人の貧しい子ども達の成長と悲しい末路が叙情的に描かれる。脚本作りに12年をかけたそうで、長回しと顔の大写しにより、登場人物の心情描写がすばらしい。ロバート・デニーロ、ジャームズ・ウッズが若々しい演技をみせる。
ジェニファー・コネリーは、この作品で初々しい演技デビューした。ヌードルスが、トイレからのぞき見するダンスシーンは挿入曲「アマポーラ」と相まって、映画史に残る名場面であると思う。
ただ、残念なのは、今回ブルーレイでの安価な発売に飛びついたのだったが、画像が悪すぎること。当方、46インチの液晶TVではあるが、部分的にDVDと変わらぬ映像レベルのシーンも見られた。ここは、マスターの違いによるのだろうか?よって、☆1個マイナスとした。
しかし、じっくりと映画を堪能したい人には、もってこいの傑作で、当然5☆である。