僕自身、第三帝国時代には興味があり過去沢山のドキュメンタリーなどを見て来ました。
「ワルキューレ」本篇の映画としての評価は、全編英語などで評価を落とす視聴者もいますが、この本篇を再現ドラマと見れば歴史にかなり忠実で評価出来る内容となっています。
でも、一番評価するのは特典の「ワルキューレの遺産」です。2時間近いドキュメンタリーで、当時の映像がレジスタンス側から写し出されています。
今まで市販されているドキュメンタリーDVDはヒトラー側から描いたのが殆どですが、このブルーレイの特典映像はレジスタンスの子孫の証言や家族の証言を元に実際の映像を交えながら生生しく当時の出来事を僕等に訴えています。
個人的な意見ですが、悪に立ち向ったシュタンヘンベルク大佐、トレスコウ少将、ベック上級大将の知名度より、何故ヒトラー総統の知名度が高いのか、平和を訴えている日本の書店でもヒトラー総統の書物が豊富なのに何故、彼等レジスタンスの書物が無いのか疑問になります。
でも、このブルーレイはシュタンヘンベルクの孫も出てきたりして、かなり貴重な特典と忠実な再現ドラマで作られています。
この作品は大掛かりな制作費も掛っているし今後も当時の生存者が生きていない事もありヒトラー暗殺物語は、もしかしたら本作で映画史最後になるのかもしれません。
最後に本篇が好きな人は勿論、また本篇に不満がある人は映画でなく再現ドラマとして見て特典を交えて見ればかなり評価出来る内容となっています。