実は衝動買いでした、安かったし。
もしも、これを(ライブ映像満載)とか思って買うのなら大ハズレですよ。僕も、そういう期待をしてたのですが・・・。
しかしながら、予想外に面白かった!
★★★★★にするか迷ったのですが、やはり5つ星にはライブ映像が足りないかナ~と。
最初に流して観て、それからチャックD(←ヒップホップグループ、パブリック・エネミーのメンバー)のコメンタリーで観直してみたら、より面白さが増しました。
これは70年代初頭の黒人風俗というか、アメリカ全体の中での黒人社会の状況が低い視点で(つまりリアルに)感じられます。この時期の、彼らの強いコミットメント、あるいは「自分たちで世の中を変えてゆこう」という意思の表れには、その30年後の日本にいる僕らにも共鳴する事でしょう。
たとえばですが「スラム街に10万ドルを寄付する」というやり方ではなく、同じ金額でイベントを主催するという事。
1ドルのチケットで興行を行って、その10万人分の収益は地元の病院や地域団体に還元される。運営スタッフから警備まで黒人を雇って連帯を高め、かつ労働意欲や雇用問題にアピールする・・・。
スタックス・レコード、黒人運動・・・。まったく関心がない事柄でもないのですけど、正直なところ専門的な知識はありませんから半端な物言いは差し控えます。
ただ、ファッションとしてのヒップホップ・カルチャーが盛んな日本の青少年(笑)には是非とも観てほしい気がしました。そのルーツにあるもの、そこから現在にフィードバックされる何かが感じられたら・・・。