本書は、著者が提唱する「5つの資産」と「バリュートライアングル」のフレームワークを用いて実際に会社を改革した際の、実話に基づく物語である。
実話に基づいているため非常にリアリティを持って読むことができ、読み進めていく中で自然と「5つの資産」と「バリュートライアングル」の考え方と実践例を一度に学ぶことができる点がお勧めである。
また、企業価値とは何か、企業価値を創造するものは何か、という点についての著者の考え方は斬新で面白く、多くの人に知ってもらいたい。
この点は、著者の前著「
目的別7ステップ財務分析法」を併せて読めば、著者の考えに対する理解が深まるだろう。
さらに、著者が提唱する2つのフレームワークは、会社改革だけではなく、自己改革を行う際にも応用できる考え方である。
本書に登場する企業を自分自身に置き換え、「ワクワク自分革命」という名の物語を創ってみるのも面白いのではないだろうか。
自己啓発本の1つとして読むのも効果的だと思う。読後感が良く、ワクワクしてやる気にさせてくれる本である。
「心が変われば、態度が変わる。態度が変われば、行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。人格が変われば、運命が変わる。運命が変われば、人生が変わる。」
本書を読んで、この言葉が頭をよぎった。