手元に「
世界のワインガイド (小学館実用シリーズ LADY BIRD)」を置いて読んだ。結構、ここに載っているものも多い。
いつも思うのだが、ここに推薦されているワインが、一つの店で揃うとよいと思うが、一つ一つ検索して買うのは面倒。
著者の熱意に反応して、すぐにでも買ってみようと思ったのは、イタリアの赤をいくつかとフランスのサヴィニ・レ・ボーヌのもの(赤)とプイイ・フュイッセ(白)か。
ワインは嗜好品だから、好みがあって当たり前。
従って、強く賛同するところと、ちょっと考え方が違うところ、あるいはとても勉強になるところがある。
賛同できる点をあげれば、
・トスカーナでは、スーパータスカンばかり注目されるが、キャンティ・クラシコの品質も向上している(例えば、カステッロ・ディ・カッキアーノ)。
ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノにも注目(ポリツィアーノ(特にアジノーネ))。
また、キアンティを敢えて名乗らなかったカルミニャーノにも注目(カペッツアーナ)。
・オーストラリアのよさは、果実味が豊かで、比較的早く飲めること。白はセミヨン、赤はシラーズ(ピーター・レーマンのバロッサ・シリーズ)。
ルーウィン、コールドストリーム・ヒルズ、ペンフォールズ(グレインジ)など。
また、勉強になる点は、
・よいブルゴーニュの赤は高価。穴場は、サヴィニ・レ・ボーヌ(シモン・ビーズ、シャンドン・ド・ブリエーユ、モーリス・エカール(現ミッシェル&ジョアンナ・エカール?))。
デュジャックのモレ・サン・ドニも気になります。
・バローロは、「王のワインにして、ワインの王」。バルバレスコは想像以上に、ブルゴーニュに近いものがある(ともにピエモンテ州)。
・カリフォルニアといえば、ジンファンデル。濃厚な味わいの料理にはジンファンデル種が最適(リッジ・ヴィンヤーズのリットン・スプリング)。
・イタリアには、トスカーナのサンジョベーゼ種、ピエモンテのネッビオーロ種とある。
それ以外のイタリアらしい赤ワインとしては、ヴェネト州のアマローネ・デッラ・ヴァルポリチェラ(アッレグリーニが紹介されている)、ウンブリア州のサグランティーノ種のサグランティーノ・ディ・モンテファルコ(アルナルド・カプライが紹介されている)。
・シャトーヌフ・ド・パプの赤は、グルナッシュ種に何種類かのブドウを加えて作る(13種まで可)。
シャトー・ド・ボーカステルはよいが高い。ドメーヌ・デュ・ペゴーのキュヴェ・レゼルヴェがお勧め。
ちょっと考え方が違ったが刺激されたのは、
・白のよさを力説されていること(例:プイイ・フュイッセ(J.A.フェレ(テート・ド・クリュ))、イタリアのヴェルディッキオ、NZのソービニヨン・ブラン)。
普段はチリのコノスルで十分、たまのエゴン・ミューラーで100%満足していたが、チャレンジが必要なようだ。
これまで、赤中心に飲んできた(白ってなかなかおいしいものがないなぁと思っていた)が、ここまでおっしゃっるのなら、もう少し白も銘柄を選んで飲んでみようかという気にもなった。
また、手元にある「
トスカーナ・ワイン紀行―イタリアの田園を味わう (旅名人ブックス)」がより楽しめるようになったというメリットもあった。