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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
全体でも1,2を争う傑作エピソード,
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レビュー対象商品: ワイルド7 12 [地獄の神話] 前編 (12) (ぶんか社コミック文庫) (文庫)
当時は単行本で2巻1エピソードが平均だったワイルド7ですが、ここより大幅に5巻にアップ。それがイタズラに冗長になった訳ではなく、アクション、またアクションの大盤振る舞いでした。「ワイルド7 vs 敵の複数のプロフェッショナル」と言う構図は初期の「バイク騎士」のエピソードが有りましたが、個性のハッキリしなかったバイク騎士に比べ、今回の対ワイルド7用に敵の首魁神話社長が雇ったギャング抗争鎮圧を生業とする殺し屋集団、時のブラックエクスプロイテーション映画に影響を受けたと思われる「シカゴの5本指」が非常に濃く、サディストと機銃付きのゴーカート乗り、音で対象を狙撃するスナイパー、そして怪物的な拳法使いと言った面々です。 この内、スナイパーと飛葉が高層ビルと植物園を舞台として繰り広げる2度の戦いはワイルド7屈指の個人対決となっています。 これに航空ショーを名目に復元されたゼロ戦とB17の空中戦、水族館の人喰い鮫、神出鬼没の大型装甲トレーラー「モンスター」、建物中に仕掛けられた爆弾処理と時間との戦い、そして当時の世界を揺るがせた石油問題とよくもまあこれだけ詰め込んだと言うべき大サービス振りで、少年誌を舞台に全力で繰り広げられた見事な大人向けのエンターテイメントです。 飛葉以外では怪力ヘボピーとみそっかすのユキの活躍が目立っています。 ただ、他の方のレビューにも取り上げられている久々に登場したワイルドのメンバー、テルの処遇には意見が分かれる所です。 また、この作品から飛葉が入院加療を必要とする重症を頻繁に負い始めて、ハラハラした物でした。 途中から読む方もワイルド7が超法規的な前科持ち集団の秘密警察である事だけ知っていれば充分楽しめます。傑作です。
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