面白かったです
ぐいぐい引き込まれる面白さと言うよりは、淡々と進んで『ああそうか』と納得させら
れる面白さだと思います
内容的には★3.8くらいかな?と思うのですが、挿絵の的確さに+★1つ追加です
そのくらいこの作品に朝南さんのシンプルな挿絵は合ってます
名前をいくつも使い分ける攻と日々淡々と生きる美人な受、お互いが『こいつは駄目だ』
と思いながら惹かれあっていきます
脇役にも謎めいた部分があり、それが攻・受それぞれの視点で語られ収束していきます
作中の違和感とか引っかかりが終盤綺麗に折りたたまれていく様は爽快
もちろん明確に語られない部分(前半の攻の受けに対する失礼な言動とか)もあり
ますが、充分推し測れる材料が揃うので違和感は感じませんでした
セックスの場面はそこそこありますが、がっつきながらも余裕が漂っていて、1P丸々
喘ぎ声みたいな激しい描写のセックスとはタイプが違います
ドライで達するくらい受は気持ち良さそうですが、濃厚なものを読みたい時には肩透し
をくうかもしれません