1970年代、腐敗した故郷に再び正義を取り戻すためにその生涯を捧げた保安官ビュフォード・パッサーの実話を元に作られた話です。7回刺され、8回撃たれて、最愛の妻まで殺され、それでも正義を貫いたというのだがらこの人はほんとの英雄ですね。
過去1973年に映画化され、このたび、WWE出身プロレスラー俳優ザ・ロック様主演により、再び映画化!
最近の映画はとんと観なくなった、荒々しいまでの肉弾戦が炸裂した内容で、観ていて拳が熱くなります。
ストーリーは軍の特殊部隊出身のクリスは除隊後、久しぶりの故郷に帰ってきた。だが、その変わりように驚く。白昼堂々ドラッグが売買され、大通りにはいかがわしいアダルトショップが立ち並び、父親が勤めていた製材所は閉鎖され、まるで知らない町のようになっていた。
製材所のオーナーの息子で、友人であったジェイは父親の死後、その遺産で町の中心にカジノと風俗店を融合させた娯楽施設をオープンさせ、大成功を収めていた。そんな彼と久々に再会し、フットボールを楽しんだ後、カジノにお招きに預かり、昔の友人たちと共に、店へ繰り出す。そこで待っていたのは、幼馴染デニとの奇妙な再会。そして、疑惑が確信となり、そして乱闘へ・・・。
角材を振り回しごろつきどもをぶちのめす様は爽快ですが、いかんせん最後のボスが普通の体格のスーツ姿の男に対し、屈強なボディを持ったロック様ではどうも、見劣りするというか、急速なトーンダウンな印象。おまけに、思い出の地として冒頭から描かれた製材所で最後まで戦うと思いきや、監督の独断で森の中へ移動することに。これにはスタッフは皆反対したそうですが、監督はご満悦。ですが結果は・・・。複雑な機械などが混在する製材所の中でなら、体格差はごまかせたのに、いくら武器を持っても、森の中じゃロック様有利に見えて・・・。でも、その攻防は実際はほとんどスタントマンが演じているというのだから、それはそれで驚きましたけど・・・。ほんと言われなきゃわからなかったですから。
また、主人公の親友レイが相棒として活躍しますが、いまいち悪役顔過ぎて、どうも裏切りそうで、違う意味でハラハラしました。おまけに、劇中の裁判のシーンで主人公が自らの弁護士を解雇し、自分で自分を弁護することになった際、訴えた側であるジェイがレイにちらりと目をやり、それを変な目配せで返すものだから、あ~実はレイもグル?と思ってたら、全然違い、間際らしいさに腹立ちましたし、主人公一家の人物描写もいまいち中途半端で、もっと妹やその息子との交流を描いても良かったのでは?と思いました。
テンポもよく、ストーリーもサクサク進む反面、本編約75分は最近の映画にしては短さは否めない。
メイキングや未公開シーン、NGシーン、別パターンのエンディングなどが含まれてやっと一人前という印象。
ゆえに、サクっと爽快なアクション映画が観たい人にオススメします。