ワイルド・スピードシリーズは初めて観るが、本来、善悪で手を組むことがない関係の二人が別々の目的があるのに、同じターゲットを狙うといった不協和音の中で響き渡るコンビネーションの膨らみが実に巧妙だ。
何といっても、カーチェイスアクションが醍醐味で、これを観たら、ヒップホップなラップに乗って、バンバン走ってみたくなると思いますが、そこのところはしかるべく品位が必要です。
といっても、すごくダーティーな惨たらしさや非情さを謳ったものでもなく、スピード感はハラハラドキドキ感とともに存分に楽しめますが、比較的淡白な作りかもしれません。
ヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカーが主演ということで、いずれも正義感ある清清しい演技をするので、ワイルド感というものが幾分少ないのではないかと思います。
だからといって、おもしろくないということはまったくなく、存分にスカッとして映画を楽しめます。
ヴィン・ディーゼルは、「キャプテン・ウルフ」ではマッチョマンに相反するコメディが傑作でした。
また、ポール・ウォーカーは、ジェシカ・アルバとの「イントゥ・ザ・ブルー」でカッコよさを見せ付けてくれました。
二人とも、結構イカすナイスガイなんですが、ちょっと中途半端なのかイマイチもっと前には出てこないですね。
車好きの方なら、登場してくるマシンに魅了すると思います。