どの話かは、なぜか覚えていないのですが・・・。ある話を読み終わったあと、鉄生に対して、腹が立ちました。なぜだろう・・・。上手く言えないのですが・・・・。鉄生が、「計算ずく」、「計算高い」、そういう人間に思えました。鉄生の言動が、「綺麗事」過ぎる。それに、鉄生の決め台詞が、鉄生が人気ナンバーワンの座につけるように、作り手側が計算し尽くした、「美辞麗句」である。だから、なのかな。話も、不自然な点が多いし、また、鉄生と作り手側に、有利な展開や見解がなされている。私は、そう、思います。
それに、鉄生が、一番最初に勤めていた動物病院で、患畜の鳥を逃がしてしまった、というシーン。あの時の鉄生の言動は、獣医師として、どうかと思います。明らかに鉄生のミスなのに、反省をしない。「自分がそのようなミスをしたのは、周りが悪いからで、自分がそのようなミスをしたのは、必然なのだ」。あのシーンは、そう言っているように思えます。私は、あのシーンを見て、怒りに似た思いを感じました。
この漫画全般に言えることなのですが、鉄生と、鉄生が味方についた、または、鉄生の側についた人間や動物には、事実を捻じ曲げ、言っていることを矛盾させてまで、助けてあげる。なのに、鉄生と敵対した人間は、徹底的に糾弾をする。だから、私は、この漫画は、場当たり的で、ご都合主義だと思います。
患畜を死なせないのだって、「患畜を死なせてしまうということは、主人公が負けてしまうことになる」から。と、作者が、連載半年後、ある雑誌のインタビューで、明言していました(これは、私の作り話ではありません。事実です)。
敵役や悪役などは登場させず、鉄生が、陵刀や他のキャラクターたちと切磋琢磨しながら、患畜を助け、最後は、みんなで、「あの患畜が助かって、よかったね」と笑いあう。そういう内容の話をしてほしいです。