昨年末頃にPlay-Asiaさんから個人輸入してすでに使っているものですけど、
期待されている方も多いでしょうから、気づいた点を記しておきたいと思います。
注目されるデジタルパッド(D-pad)の部分ですが、ご存じのように
押しながら右側に回すことで十字ボタンが浮き立つ仕組みになっています。
初期状態はいつも通りの扁平型、右に90度ひねることで十字キー優先モード
へと変わります。戻す際は逆方向の左回りにひねります。
以前から指摘されていた誤入力を防ぐという点で改善が見られます。すでに
初期版のコントローラーから改良版のリキッド・ブラックに乗り換えられた
方は、初期状態のままでそれほど違和感を覚えず使えることでしょう。
ポイントとなる十字キー優先モードですけど、確かにクリック感が向上し
上下左右の4方向が強調される印象となります。正確な入力を期待される
方にはよい品物になっているかもしれませんが、その程度は人によって
変わるところになると思います。文字で表現がしづらい部分です。
言うなれば、そう感じさせる要因となるのが 入力における重たさ 。
ひねられることを考慮して若干硬めにできている印象を受けます。
そのため、押し込み方の 慣れ が必要となります。
人によっては微細な入力ができる方、指の力があり押下圧をそれほど
気にせず入力できる方、様々かと存じます。つまるところウリとなる
優先モードに切り替えたとしても明確な差を感じなかったり、
はたまた劇的に変わったという人も出てくるものと思います。
初期型から変えられた方にとっては雲泥の差となることでしょうしね。
また、その硬さ故にカチカチ音が従来より大きくなってしまっています。
こちらが気になる人は気になってしまうかもしれません。何となくですけど
内部部分で摩擦などが起きている印象を受けてしまうのですが、私のものは
今のところ問題は起きていません。選べる作り にしてあるのが本製品の
利点なのでは、と思います。
もしもあなたがLogicoolさんのChillStreamをお持ちの場合、あちらの
Floating D-padのような、全方向に対して正確な入力を求めるものとは
フィーリングが異なります。可能であればモックなどで確かめておきたい
ところです。
また、スティック部分も従来の4方向にガイドが入ったタイプのものではなく、
周辺部が若干盛り上がった、お皿のような形をしています。グリップ感自体は
良好ですが、こちらも従来のものとは異なりますのでご注意ください。
その他ボタン類の押し心地に目立った変化はありません。
塗装は可もなく不可もなく、イメージとしては任天堂さんのゲームキューブ、
カラーバリエーションにあったシルバータイプのものに似ています。長く使っていると
はげる恐れもあるかもしれません(私はクリスタルコートを何層か重ね塗りしています)。
下地はブラックのコントローラーのようです。ニッケル水素電池、電池蓋も黒色でした。
なお、パソコン用のワイヤレス ゲーム アダプターとも接続・動作は確認しています。
純正・非公式ドライバーともに問題なく動かせています。
プレイ&チャージキットが同梱で、上記のニッケル水素電池・従来の電池蓋が用意されます。
一回の充電で35時間の連続使用が可能とのことですが、私は少しでも軽くしたいため、
Eneloop Liteを使用しています。そちらでも10時間程度は使用でき、体感で軽くなります。
(ニッケル水素電池:70gに対し、Eneloop Liteは2本+電池ケース込みで45g)
このあたりはお好みで用意できればよいかと存じます。
総じていえることは、シューティングゲームなどで正確な入力を期待される方にとって
魅力的な品に映るかもしれませんが、その操作感は従来のものと微妙に異なるため、
一度実物に触れられることをおすすめいたします。近くのお店にあればいいのですけどね。
(後はできれば単品での販売も考慮していただきたいものです)