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ワイド版 街道をゆく〈24〉近江散歩、奈良散歩
 
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ワイド版 街道をゆく〈24〉近江散歩、奈良散歩 [単行本]

司馬 遼太郎
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

近世の歴史の舞台、湖東平野の近江路を歩き、奈良の寺々を訪ね、仏教文化と哲学的世界を考察する。10.5ポイントという大きな活字、詳細な地図、当時の雰囲気を今に伝える写真、巻毎の索引など、特色あふれる新編集。「司馬国セ郎の世界」が全面展開。

内容(「BOOK」データベースより)

奈良が大いなるまちであったのは、草木から建造物にいたるまで、それらが保たれているということである。大きな活字でよみがえる司馬遼太郎の世界。

登録情報

  • 単行本
  • 出版社: 朝日新聞社 (2005/01)
  • ISBN-10: 4022579838
  • ISBN-13: 978-4022579836
  • 発売日: 2005/01
  • 商品の寸法: 18.2 x 13 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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5つ星のうち 3.0 夢の跡, 2006/5/18
By 
志村真幸 - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: ワイド版 街道をゆく〈24〉近江散歩、奈良散歩 (単行本)
 初出は1984年の『週刊朝日』。

 「近江散歩」と「奈良散歩」の2篇が収められている。

 近江では浅井長政と琵琶湖が語られる。浅井長政は、なぜ信長につかなかったのか。琵琶湖が汚染や埋め立てから逃れて再生に向かいえたのは、なぜなのか。この二つの疑問を追求することで、「近江衆」、すなわち滋賀県人の性格が解き明かされていく。過去と現在の問題が混じり合って描かれることで、歴史の奥深さを感じさせられる。

 しかし、本書の中心となっているのは「奈良散歩」。興福寺と東大寺という二大寺院の歴史、というか両者の辿ってきた道の違いが描かれ、非常に興味深い内容となっている。興福寺が明治維新でつぶれかかったのは、なぜなのか。東大寺の修二会は、なぜ千年以上も途切れずに続いているのか。

 寺という「空間」の特異性を見事に解き明かした好篇。
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