男子は数年に1度、「淫靡魔人になりたい日」がある。ボウイやミックには、今更成れない。でもイギーなら・・、という敷居の低さが魅力である。
言いたい事言って、やりたい事やって、脱ぎまくって流血して裸になる。
「いつかギラギラする日」、そうおとこはみんなアニマル浜口である。
I wanna be your dog ! どこまでも自分に忠実で、ファンの期待を裏切らない。
イギーよ、なんてお前はファン目線のロッカーなんだ!
時代関係なしに、プロデュースしがいのあるアーティストである。
こう見えて、けっこう礼儀正しい一面もあったりする。
頼まれればどこだってフェスに出て、ストゥージズだって仲間のために再結成、アルバムだってコンスタントに出している。役者の一面もあったりして、プロモ・インタビューだってファンのためにいつもオイシイ話をたんまりだ。筋力トレーニングだって怠らない、指名を取るためメールは欠かさない。イギーよ、なんてお前はショービズ魂満タンなエンターテイナーなんだ!
低価格と丁寧な付属が嬉しい、買ってよし。
この紙ジャケ、コレを待ってたファンは多い。リマスターが前回同様97年仕様でズッコけるが(よって4つ星)、ソニーの帯とインサートとライナー、ステッカーの豪華おまけ攻撃に負けた。本人リミックス版は、ボーカルとギター音が今回聴いても生々しい。ライナーで、オリジナルミックス担当のボウイを攻撃しないようにイタイタシイほど配慮したコメントをするイギーに、大人の優しさを感じる。ボウイにしてもホントはもうちょっとコレを上手にミックスして、チョッピリおとこを上げたかったハズである。
イギーよ、なんてお前は気が利く淫力魔人なんだ!!
ボウイを好きな人でイギーを好きなファンは多い、ただしイギーが好きなファンはボウイをあまり認めない。この逆転ネジレ現象は、主にボウイの活動に原因があると思うのだが、これいかに?・・・。