~原作と違う。この映画を観てそう思われた方は些か勘違いをしている。
小説「終戦のローレライ」は映画「ローレライ」の原作でもノヴェライズでもない。
作家・福井晴敏と映画監督・樋口真嗣という、異なるジャンルのクリエイターを母親に産まれた、いわば「腹違いの兄弟」なのだ。ほら、タイトルだって違うでしょ。まあ、父親は認知していないので知らない~~が(笑)
冗談はともかく、小説と映画。それぞれに違う部分を楽しめる「二度おいしい」作品だったと云える。
それから「潜水艦映画と違う!」と云ってる方、あなたは正しい。しかしそれを声高に叫ぶのは間違っている。
確かに伊507は潜水してるときは潜水艦だが、ひとたび海面を割って浮上してからは戦艦なのだ。この映画はそうやって観るものなのだ~~。
それはあたかも異空間を通ってワープしてきた宇宙戦艦ヤマトが、ドカーンと波動砲をぶっぱなすのにも似ている。
そこのところがわからずに「潜水艦映画云々」などという輩は、いちど伊507の203ミリ連装砲に脳天をふっとばされればいいのだ。ワタシは…気持ちよくぶっとばされました…(恍惚)
あ、そうそう。ハリウッド製大作映画との予算の違い~~を語るのもなんか違う。
そんな事情は、観てるほうには関係ない。
どうせ比べるならCGに偏りすぎたあちらの映画と、円谷以来の伝統を受け継ぐミニチュア技術とCGの融合による、圧倒的にリアルな迫力の差を楽しめばいい。そしてこう云ってやればいいのだ。
「アメリカさん、こんな映画つくれます?」~