今まで少なくとも100回以上はロールケーキを作ってきました。別立て、供立て、粉がほとんど入らないレシピやシフォンケーキの生地で作ったりなど等。ですが同じ方法で作っても出来上がりがまちまちだったんです。
美味しくて売っているようなフワフワの生地が作りたくてあれこれ試しましたが、この本の後半に出てくる「しっとりどっしりプレーン生地」の作り方にはどぎもを抜かれました。これはロールケーキの作り方ではありません。だって鍋に熱したバターの中に小麦粉を入れて練り、溶き卵を加えるというまるでシュークリームの様な工程なのです。しかしながら私の求めていたシュワッと口の中でとろける生地が焼けました。評価の厳しい家族もこれには大満足で、2ロール作ったのですが、アッという間になくなってしまいました。
基本の生地は良くある普通の作り方だなぁ。これだとちょっとガサッとした出来栄えかもなんて思って作ったら、こちらも美味しく出来て驚きました。作者の萩田尚子さんはどれだけ試行錯誤を重ねたのだろうとただただ驚くばかりでした。しかしながら肝心の作り方の部分がイラストで描かれており、初めて作る人にとっては写真入で順を追って工程を載せた方が良いのでは・・・とも思いました。