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ローマ人の物語 (2) ハンニバル戦記
 
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ローマ人の物語 (2) ハンニバル戦記 [単行本]

塩野 七生
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

カルタゴ国滅亡という結果に終るポエニ戦役。興隆の途にあるローマ人は、はじめて直面した大危機を“ハンニバル戦争”と呼び、畏れつつ耐えた。戦場で成熟したカルタゴ稀代の名将ハンニバルに対して、ローマ人は若き才能スキピオとローマ・システムを以て抗し、勝った―。歴史はプロセスにあり、という視点から余すところなく、しかし情緒を排して活写される敗者と勝者の命運。

内容(「MARC」データベースより)

カルタゴ稀代の名将ハンニバルとローマの若き才能スキピオの対決が軸となったポエニ戦争は、興隆期のローマが最初に迎えた大危機だった。経済力・軍事力で劣りながら勝利を収めたローマの歴史を劇的に描く、ライフワーク第2弾。*

登録情報

  • 単行本: 390ページ
  • 出版社: 新潮社 (1993/08)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 410309611X
  • ISBN-13: 978-4103096115
  • 発売日: 1993/08
  • 商品の寸法: 20.6 x 15.8 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
古代ローマが好きな人にとって非常に面白い読み物です。カンネ、ザマに代表されるの会戦スペクタクルを堪能できるは言うに及ばず、ローマ内外の基本的な政治政策、つまりローマ市民と同盟都市(国)・属州の人々との権利・義務の違いは押えておかなければいけない大きなポイントであった。戦後の講和条約はこの理念に基づいており、パックスロマーナは決してローマ人の利益を優先したわけではないということだ。また、ローマは他国の優れた文化、芸術を尊重しており、ローマ人の言語であるラテン語を他の民族に強いることをしないばかりか、ギリシャ語とのバイリンガルに努めたのである。時代は紀元前3世紀半ばから100年の話、散散にローマを悩ませた”ハンニバル”であったが、結果的にローマに戦略を伝授し、スキピオとその後に続く執政官をして領土拡大に貢献せしめたこととなった。個個の登場人物の性格と功績を織り交ぜながら、”戦争は起こるのが諦観”であった時代の国々の繁栄と没落のお話は進むのである。
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15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 自分は戦いを書くのが好きだと、著者が言っていたのは「海の都の物語」のことだったでしょうか、ちょっと失念しましたが、なるほど戦いのシーンの連続であるこの本では、著者の筆は躍りに躍っています。ハンニバルの活躍する、第二次を中心に、ポエニ戦争全体を内容としていますが、日本語で読めるものでは、これ以上細かいものは無い様に思います。個々の戦闘の解説はもとより、ローマ側の将軍の経歴など、他の関係のない事柄で出てくる人の父親が、この戦闘で従軍していたのか、などと歴史が見事に連なっていることを感じさせてくれる著者のやり方はまったく憎い限りです。
 しかし、この本で一番の見所は、ハンニバルはじめ、フェニキア人やギリシア人、先進民族と交流を持つローマ人が、徐々にその純朴さを失って行く様と、逆に小ずるく立ち回った先進民族の方は、ローマ人の愚直さの前に墓穴を掘っていくという様でしょう。歴史をプロセスから見ると言う著者の言葉どおり、まさに一つ一つの事実から、ローマの勝利の要因と、これから来るであろう混乱の理由が、具体的な答えを提示されるでもないのに見て取ることが出来て、まるでジグソーパズルのように、読んだ後にはちゃんと納得できる像が出来ているのです。まったく唸らずにはおれません。
 結論先行で、決め付け型の歴史にうんざりしている方や、科学的という名の下に、歴史は人の歩みであることを無視し去っている歴史叙述に嫌気がさしている方は、ぜひ読まれるといいと思います。塩野七生のファンにならずとも、歴史のファンにはなってしまうでしょう。
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
このシリーズはローマ人の物語であるが、この章はハンニバルの物語と言ってもいい。なにしろハンニバルのアルプス越えは歴史上の史実としてもそうだが、それ自体が物語として語られるほど有名な逸話だ。私はこの話を最初に聞いたときは小学生の頃だったが、あまりの面白さに現実と非現実の境目にある出来事のように感じたものだ。それこそ、当時見ていた宇宙戦艦ヤマトやガンダムのように、まるでこのことは本当に歴史上の現実にあったのか、わからなくなってしまったぐらい無味乾燥な歴史とつなげることが出来ないほどぶっ飛んで面白い話だったのだ。

今でも、そのときに読んだアルプス越えの挿絵が記憶に浮かぶ。アルプス越えを行っているハンニバルの軍の列の一つが象、荷馬車、兵士ともどもアルプスの谷間に落ちていくシーンだった。

そして、改めてローマ人の物語2を読んでどうだったかと言えば、当時考えていたことよりもはるかに困難で冒険的なハンニバルの行動にますます印象を深くしてしまった。

そして、当時は抱かなかった感想として、あの頃ハンニバルだけがローマの大国化を予想していたのではないかと言うのが追加された。そうでなければ、あれほど執拗にローマの解体に力を尽くしたハンニバルの動機が理解できない。

そして、おそらくは当時はローマの将軍としてしか印象がなかったスキピオの活躍。

やはり歴史は大変面白い。
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こんなに面白いローマの歴史を書いてくれた事に感謝します
素晴らしい本であるのは言うまでもなくローマの歴史に対する愛を感じる事が出来ます。
投稿日: 5か月前 投稿者: 影
血沸き肉躍る場面の連続。スキピオのドラマも読み逃せない。
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投稿日: 10か月前 投稿者: ともぱぱ
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投稿日: 2006/2/4 投稿者: jinchoku
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