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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
カルタゴとローマの英雄が登場,
By
レビュー対象商品: ローマ人の物語 (4) ― ハンニバル戦記(中) (新潮文庫) (文庫)
歴史には、しばしば英雄が登場するが、同時期に英雄が揃って登場するのは稀である。この第2次ポエニ戦役の主役となるのは、カルタゴの「ハンニバル」とローマの「スキピオ」のふたりの英雄である。 このふたりが刃を合わせる事がなかったのは残念であるが、同時期に活躍した偉人として比較するのは、興味深いしおもしろい。 また、領土を侵される劣勢に立たされながらも、次々と策を案じ、的確な人事と対処を怠らなかったローマ人の気質は、今にもつながる教訓を与えてくれるとともに、この本の読みどころでもある。
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
稀代の将軍ハンニバルが分かる本,
By カスタマー
レビュー対象商品: ローマ人の物語 (4) ― ハンニバル戦記(中) (新潮文庫) (文庫)
アルプス越えをした将軍として有名なハンニバルの鮮やかな戦術と戦略が時代を超えて知る事が出来る。当時無敵であったローマ軍を何度も破った戦術の妙が作者の臨場感溢れる文面から読み取る事が出来る。ローマ同盟の解体を願いイタリアに攻め入ったハンニバルだが、個人対国家の力の限界という現実的な事態に直面する。この本ではハンニバルがそれをどのように打開していくか、そしてローマはどのように対処していくかが戦争と政治の両面から楽しめる。
5つ星のうち 5.0
ハンニバルとスキピオという二大役者が、愈々ローマ史の表舞台に登場する,
By Saburo Ochiaigawa "水村" (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ローマ人の物語 (4) ― ハンニバル戦記(中) (新潮文庫) (文庫)
「ローマを相手に思わぬ敗北を喫した大国カルタゴで、一人の青年が復讐を誓った。その名はハンニバル。スペインから象と大軍を率いてアルプスを越え、イタリアに攻め込んだ。知略と戦術を駆使し、次々と戦場で勝利を収める。一方、建国以来最大の危機に見舞われたローマは、元老院議員でもない若者スキピオに命運を託した。」(そで書きより)ハンニバルは、カルタゴ支配下のスペレン総督に紀元前221年に就いた。紀元前219年、28歳になったハンニバルは、年来の想いをいよいよ実行に移しはじめる。ただしそれは後になってわかったことで、当時はローマも、またカルタゴ本国も、この若者の真意に気づいていなかった。いきなりローマに奥深くに入って、ローマそのものを内から突くという大胆な戦争(第二次ポエニ戦役)を始めたのだ。マケドニアのアレキサンダー大王に学んだハンニバルは、戦術的にもローマ軍を圧倒していた観がある。 「こうして、第二次ポエニ戦役の舞台に、もう一人の天才的な武将が登場する。私(筆者)には、アレキサンダー大王の最も優秀な弟子がハンニバルであるとすれば、そのハンニバルの最も優れた弟子は、このスキピオではないかと思われる。そしてアレクサンダーは弟子の才能を試験する機会をもたずに世を去ったが、それは彼の幸運でもあったのだが、ハンニバルの場合は、そうはならなかったのであった。」(スキピオ登場の本文より)
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