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ローマ人の物語 (3) ― ハンニバル戦記(上) (新潮文庫)
 
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ローマ人の物語 (3) ― ハンニバル戦記(上) (新潮文庫) [文庫]

塩野 七生
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (27件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

紀元前三世紀後半、イタリア半島を統一したローマは、周辺諸国にとって無視できない存在になっていた。そのローマに、紛争絶えないシチリアの小国が救援を依頼。ローマは建国以来初めて、海を渡っての兵の派遣を決める。しかしそれは、北アフリカの大国カルタゴとの対決も意味していた―地中海の覇権を巡って争われ、戦争史上に残る大戦「ポエニ戦役」、その前半戦を描く。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

塩野 七生
1937年7月7日、東京生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。82年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。83年、菊池寛賞。92年より、ローマ帝国興亡の一千年を描く「ローマ人の物語」にとりくむ。93年、『ローマ人の物語1』により新潮学芸賞。99年、司馬遼太郎賞。2002年、イタリア政府より国家功労賞を授与される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 151ページ
  • 出版社: 新潮社 (2002/7/1)
  • ISBN-10: 4101181535
  • ISBN-13: 978-4101181530
  • 発売日: 2002/7/1
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (27件のカスタマーレビュー)
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14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ぷりうす トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
膨張を続けるローマと宿敵・大国カルタゴの対決を描いた3巻。一気に読ませます。

サブタイトルの通り、主役はハンニバルです(登場は第4巻ですが)。
アレクサンドル大王の後継者とも言える、この軍事の天才は、父の代からのライバル、ローマを倒すために一生を捧げます。

有名なアルプス越え、ガリア人の懐柔、ローマ同盟国の切り崩し、斬新な戦法の導入・・・敵地ローマにあっても百戦百勝のこの天才にローマはどのように立ち向かったのかという点が最大の見所です。

また、クライマックスである、天才ハンニバルvs若きスキピオの対決は鳥肌ものの迫力です。

さらにこうした戦記としてのおもしろさに加え、最終的にローマが勝利を収めた理由の分析が興味深い。第1巻から読んできた方には非常に納得できる説明ではないでしょうか。

宿敵であるハンニバルからも学び、学んだことを消化して「ローマ化」し、さらに成長を続けるローマの底力には心底敬服してしまいます。

「勝利と正義は違う」として、武力でうち破った昨日までの敵を同盟国として遇していくローマの政策は、まさに「北風と太陽」の太陽政策といえるでしょう。

今後ローマがどのように拡大していくのか、そして何故衰退し滅亡することとなるのか、もう先を読まずにはいられません。

このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yuishi トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
塩野七生によるローマ史全10巻の第三巻にあたる。ローマ史前半の山場になるであろうカルタゴ対ローマ、地中海の経済覇権をめぐる戦争を描く。三次に渡り、最後は国論をまとめ挙国一致で対処したローマが勝ち、カルタゴは滅亡する。

フランスからアルプスを越えてイタリア半島に攻め入ったカルタゴのハンニバルという稀に見る天才軍略家による第二次ポエニ戦争が圧巻。この第二次ポエニ戦争はスペインを植民地としたハンニバルによってカルタゴ本国には無断で起こされた。追認するカルタゴ本国。暴走する現地駐留軍とそれを制止できない本国という構図は、さながら戦前日本の満州事変における関東軍と日本政府との関係を思わせる。
29歳で戦争を始め、本国からは十分な支援を得られないまま16年間!も敵国内で活動を続けたハンニバルの精神力、行動力、統率力には驚嘆させられる。
判官びいきでどうしてもハンニバル側を応援したくなるが、この亡国の危機に対するローマ側の対応もまた注目してみたい。

このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
唯一、ローマ帝国を危機に陥れた天才戦術家ハンニンバル!彼はアレキサンダーにならい書記官を同行させて長大な遠征を行った。その記録からハンニバルがいかにして戦い、いかにして敗れていったのかを知ることができます。すごいですハンニバル!!そしてそのハンニバルを破る事になるローマの粘り強さも見ものです。
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投稿日: 7か月前 投稿者: 青魔導師
ローマ建国以来初めて、海を渡っての兵の派遣を決める。北アフリカの大国カルタゴとの対決。戦争史上に残る大戦「ポエニ戦役」の前半戦が描かれる。(そ...
 著者は「読者へ」と題して冒頭で、当該書を書く意図、読者に期待する読み方について触れている。実に興味深い内容で、至極共感したので、以下に要約しよう。... 続きを読む
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投稿日: 21か月前 投稿者: 紫陽花
カルタゴとのポエニ戦役。「カラス」の発明。海上戦での苦闘。
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投稿日: 2010/3/28 投稿者: A-san
あこがれのハンニバル
世界史を習い始めた当時から、体制に対する人物が好きでした。孤高の武将として「なんだ???この人は!!!」と思わせる十分な人物ですが、自国と環境と敵にと常に困難にぶ... 続きを読む
投稿日: 2009/11/26 投稿者: 後生畏るべし
豪胆ローマン
第一次ポエニ戦役を描いた上巻。
この巻ではハンニバルは出てこない。
父、ハミルカルが出てくる。... 続きを読む
投稿日: 2009/4/11 投稿者: 羊
ハンニバル戦記
史上に燦然と輝くハンニバルの戦い。
上巻では、第一次ポエニ戦争を扱っているために、その導線... 続きを読む
投稿日: 2008/5/16 投稿者: kojitan
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