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ローマ人の物語〈20〉悪名高き皇帝たち(4) (新潮文庫)
 
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ローマ人の物語〈20〉悪名高き皇帝たち(4) (新潮文庫) (文庫)

塩野 七生 (著)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

紀元54年、皇帝クラウディウスは妻アグリッピーナの野望の犠牲となり死亡。養子ネロがわずか16歳で皇帝となる。後に「国家の敵」と断罪される、ローマ帝国史上最も悪名高き皇帝の誕生だった。若く利発なネロを、当初は庶民のみならず元老院さえも歓迎するが、失政を重ねたネロは自滅への道を歩む。そしてアウグストゥスが創始した「ユリウス・クラウディウス朝」も終焉の時を迎える……。


内容(「BOOK」データベースより)

紀元54年、皇帝クラウディウスは妻アグリッピーナの野望の犠牲となり死亡。養子ネロがわずか16歳で皇帝となる。後に「国家の敵」と断罪される、ローマ帝国史上最も悪名高き皇帝の誕生だった。若く利発なネロを、当初は庶民のみならず元老院さえも歓迎するが、失政を重ねたネロは自滅への道を歩む。そしてアウグストゥスが創始した「ユリウス・クラウディウス朝」も終焉の時を迎える…。

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5つ星のうち 4.0 ネロのイメージがかわった。, 2005/11/2
世界史の教科書では母親とセネカを殺し、悪政の限りをつくした皇帝として登場するローマ帝国5代皇帝ネロ。
しかし本書に書かれているように少し詳しく見ていくと、皇帝としての才能が全く無かったわけではなさそうである。
むしろ治世の前半期はなかなかよい政治を行っているように思える。
しかしあまりに簡単に人を殺しすぎたり、市民の誤解を招くような行動が多すぎたために、後々まで語り継がれるような悪帝の代表になってしまったのだ。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 名前だけは知っていた暴君ネロの実像に迫る, 2005/9/22
By 竹の梯子 - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
ローマの歴史を全然知らなくても、本書でつまびらかにされる皇帝ネロの名前はどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか? それもキリスト教関連で登場するユダと同じようにダーティなイメージが付加されて。ぼくも読む前は目次を辿るだけで、残虐な極悪非道なエピソードが描かれているのだろうかと想像しましたが、史実に基づいたネロの生涯を読むと、名君とは言えないまでも、カリグラ帝とどっこいどっこいという感想を持ちました。抜きん出た悪人という訳ではありません。では、なぜ、暴君=ネロというイメージがこれほどまでに浸透しているのか? その理由も冷静な筆致で塩野さんが教えてくれます。納得しました。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 やりたいことと、やらなくてはならないこと, 2007/9/4
母アグリッピーナの謀略により若くして皇帝となったネロは、自立とともに養うはずのバランス感覚を養い損ねた。皇帝という立場を理解しきることが出来なかったことが彼の盲点ではなかったか・・・最高の教師セネカを得ていたにも関わらず自制というものは学べるものではなかったようだ。歌を歌いにギリシアへ行ってしまったり、出すべき指示が極端すぎたり・・・と。ドラッカーがこの時代にいたら「なすべきことをやりなさい」と説教してくれたかもしれない。
ローマが大火に襲われた原因をキリスト教徒の放火と決め付け、残酷なまでの死刑の執行を指示した暴君ネロの行動が、後々のキリスト教徒迫害への先鞭をとってしまう。
善政の時に調子に乗らない慎重さが彼にあったら・・・と思わざるをえない。
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