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ローマ人の愛と性 (講談社現代新書)
 
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ローマ人の愛と性 (講談社現代新書) [新書]

本村 凌二
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

欲情と頽廃のローマ!世界史を変えた「愛のかたち」

平和と繁栄のきわみにあって肉欲の限りを尽くす頽廃のローマ。享楽の性の中で芽生えていく「夫婦愛」と新たな家族のかたち、内なる自分への眼差し。ヨーロッパ的心性の成立を鮮かに描き出す。

内容(「BOOK」データベースより)

平和と繁栄のきわみにあって肉欲の限りを尽くす頽廃のローマ。享楽の性の中で芽生えていく「夫婦愛」と新たな家族のかたち、内なる自分への眼差し。ヨーロッパ的心性の成立を鮮かに描き出す。

登録情報

  • 新書: 208ページ
  • 出版社: 講談社 (1999/11)
  • ISBN-10: 4061494767
  • ISBN-13: 978-4061494763
  • 発売日: 1999/11
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 ローマ人の内面の変化を追った本です。, 2010/6/25
By 
ともぱぱ - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (殿堂入りレビュアー)    (トップ50レビュアー)   
レビュー対象商品: ローマ人の愛と性 (講談社現代新書) (新書)
タイトルから古代ローマのスキャンダル集と思うかもしれないがそうではない。ユリウス=クラウディウス朝期の贅沢と放縦の風潮が、フラウィウス朝を経てマルクス・アウレリウス帝期には内省的・禁欲的なものとなり、キリスト教を受容する素地が出来上がるまでのローマ人の内面の変化を捉えた本。

国力上昇期の、悪徳の一面を抱えたローマ人の自由闊達な気風が、蕩尽の果ての名門の没落やフラウィウス朝を代表とする地方の謹厳な人の支配層化を経て、やがて蛮族に苦しめられる、いわば成長の限界に達した時代を迎えて、質実剛健、夫婦愛・家族愛を尊ぶ気風に変化したと説く。

しかし、元来古代ローマ人は質実剛健な民であったことはローマ人の物語シリーズの読者には周知。悪徳がはびこったのは事実だが、風刺詩人等によって誇張されている側面もあるはず。そのローマを代表する3人の風刺詩人の作風を通じてローマ人の内面の変遷を辿る論述はアクロバット的だ。とはいうものの、本書全体を通じてローマ帝国を包む空気の変化は掴める。

妙な所に感心したのだが、第V章冒頭の著者自作の「偽作」はよくできている。
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9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 古代ローマ社会観のコペルニクス的転回, 2003/9/19
レビュー対象商品: ローマ人の愛と性 (講談社現代新書) (新書)
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5つ星のうち 4.0 未完の書物, 2007/4/16
By 
志村真幸 - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: ローマ人の愛と性 (講談社現代新書) (新書)
 ローマ時代の愛や性といったものについて語りつつ、現代の家族・結婚の根源に迫った意欲作。
 本書には二つの側面がある。ひとつはローマ人の性的堕落について、センセーショナルに描いてみせること。彼らがいかに乱れた生活を送っていたか、のぞき込むことが出来る。興味本位の読者にも充分に楽しめる内容となっているだろう。
 そしてもうひとつが、家族や結婚の起源についての話。著者の本来の専門である奴隷の研究を手掛かりに、結婚や愛といった概念がどこから生まれたか、垣間見せてくれる。キリスト教の発生とも関わり、非常に興味深い内容だった。ただ、あくまでも示唆にとどまり、はっきりとしたことは述べられていない。まだ研究が途上だったのか、やる気の問題なのか。
 それにしても、もうちょっとしっかり書けなかったものか。
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