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ローマ五賢帝 (講談社現代新書)
 
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ローマ五賢帝 (講談社現代新書) [新書]

南川 高志
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

最盛期のロ-マ帝国史を大胆に読みかえる。「人類が最も幸福だった時代」とまで言われる史上最大の帝国の繁栄と安定をもたらしたのは何か。歴史の闇に隠された権力闘争をたどり新たな五賢帝像を提示する。

内容(「BOOK」データベースより)

ローマはなぜ栄えたか。「人類が最も幸福であった時代」とされた最盛期の帝国の闇に隠された権力闘争の真相とは。新たな視点から皇帝群像を描き、ローマ史を書きかえる。

登録情報

  • 新書: 244ページ
  • 出版社: 講談社 (1998/1/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061493892
  • ISBN-13: 978-4061493896
  • 発売日: 1998/1/20
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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By カスタマー
形式:新書
五賢帝ーこの言葉から通常想像されるイメージといえば、後継者にふさわしい者と養子縁組をなすことで次代の皇帝を決定し、平和で安定した政治体制を築きあげた令名なる皇帝たち、といったところである。 しかし、果たしてそれは本当なのか? このようなイメージは後世の歴史家たちが創り上げた幻想ではないのか?

実体のない養子縁組制、権力移行の際の政治不安定、それに伴う政敵の粛清、暴君としてのハドリアヌス帝、といった五賢帝のイメージとは全くかけ離れた事実を最近の研究成果も踏まえつつ本著は解き明かしてくれる。

あらゆる資料に基づき理由をあげつつ、五賢帝のイメージを突き崩す答えを導く様はまるで推理小説の謎解きをしてるようでもあり、ハラハラドキドキしながら次を読まずにはいられない作品である。

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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kana-ch
形式:新書
『ローマ興亡史』を著した歴史家のエドワード・ギボンは、古代ローマ五賢帝が統治した100年間近くを「人類が最も幸福であった時代」と呼んでいる。
広大な領土では、徳の高い皇帝が率いる政府によって善政が敷かれ、ローマ法、貨幣、度量衡などによる共通の社会システムが確立し、治安が安定し、貿易・経済も活発化していたからである。古代ローマの五賢帝時代は、まさにヨーロッパ古代史が到達した頂点の時代とも解されている。
それに対し、本書は「五賢帝の真実の姿」を浮き彫りにすることで、歴史の評価に疑問を投げ掛けている。
例を挙げると、広大な領土をくまなく巡幸し、各地で様々な恩恵を与えたとされている3番目の賢帝ハドリアヌスは、その治世の初期に有力な元老院4名を殺し、治世の終わり頃には義兄とその孫を自らの都合で自殺に追い込むなどしたことで、その死後、元老院からあわや「暴君」の名を冠せられるところであった。(そうなれば、後代の彼への評価はまるで違うものとなってしまうが、それは彼の後継者が元老院に「懇願」することで回避された。)
またハドリアヌスが、その前任者であるトラヤヌスから帝位を受け継いだ際、様々な陰謀があったと推測されることで、そもそも彼の皇帝としての正当性にまでも疑問符が付くのである。
これらは、五賢帝の影の側面の一例であるが、本書はこうした要素を丹念に発掘し、検証している。今までの常識が覆されていく知の興奮が、本書でも喚起された。
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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ローマの陰 2002/9/19
形式:新書
ローマの平和とたたえられるネルウァからマルクス・アウレリウスまでの五賢帝時代の陰の部分に焦点を当てた本書を読んで「私が思っていたローマの平和の姿がいかに間違っていたのか」ということを気づかされました。
また、五賢帝時代の皇帝達は決して絶対的権力者ではなかっということなど当時のローマの詳しい政治の状況がわかって非常に参考になりました。
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「プロソグラフィー的研究法」でローマ五賢帝とその時代を分析
紀元後96年から180年まで。五賢帝はネルウァ(元老院議員の互選による)、トラヤヌス(ダキア征服)、ハドリアヌス(ブリタニア北部に城壁構築)、アントニヌス=ピウス... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: 読書散歩
歴史の教科書で五賢帝の名前だけ知っている人向け
高校の世界史で「五賢帝」の名前だけ覚えさせられた人には、実際の歴史とはどういうものかということを、理解するのに役立つ本だとは思う。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: ペルシャ猫
「養子皇帝制」は、権力闘争の結果に追随する擬制的手段ではないか?
ローマ帝国の最盛期とも言われる「五賢帝」の時代の
陰の部分をあえて照準にした著作。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: SaKz
よくまとめられた好著:西暦2世紀のローマ帝国
他の書籍を買うついでに目に付いたので読んだが、当たりだった。昔、高校時代に「ネルヴァ、トラヤヌス、ハドリアヌス・・」と暗記したのを覚えている。96年から180年ま... 続きを読む
投稿日: 2005/11/10 投稿者: 荒野の偏微分
「人類が最も幸福であった時代」のダイナミズム
2a§äo"è3¢ä£¨'°... 続きを読む
投稿日: 2003/6/25 投稿者: 簿記受験生
推理小説のような歴史書
五賢帝ーこの言葉から通常想像されるイメージといえば、後継者にふさわしい者と養子縁組をなすことで次代の皇帝を決定し、平和で安定した政治体制を築きあげた令名なる皇帝た... 続きを読む
投稿日: 2000/11/28
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