- 出演: オードリー・ヘップバーン
- 監督: ウィリアム・ワイラー
- 形式: Subtitled
- テープ数:: 1
- 販売元: CICビクター・ビデオ
- VHS発売日: 1993/02/22
- 時間: 118 分
- おすすめ度: 5つ星のうち 4.7 レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
- ASIN: B00005EUW9
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この映画をさらに楽しむためのヒントになる本があるので、それをご紹介しておきたいと思います。
「ローマの休日―ワイラーとヘプバーン」(吉村 英夫著/朝日新聞社刊)です。この映画が製作された時代背景や、映像手法などについてとても詳しく解説されています。決して映画マニアだけを対象とした本ではなく、誰が読んでもわかりやすく書かれているのが特徴です。この本を読んで、「ローマの休日」のようなロマンチック・コメディがあの狂気の赤狩りという時代の中で生みおとされた作品だったことを知って驚いたものです。この本を読むと一層この映画が深く味わえると思います。
この劇のヒットのおかげでアン王女役決定オーディションに出ることになるのですが・・・決め手となったのはテストの後のくつろぐ姿を監督が見たからだとか・・・。オードリーはプリンセスの素質を持った女優だったんですね。
この映画で彼女はアカデミー主演女優賞を獲得します。見事映画界のプリンセスとなったわけです。
もちろん映画そのものも素晴らしい出来映えです。
ローマのステキな町並み、明るくて陽気な雰囲気が旅行!!ガイド以上に(?)伝わってくるだけでなく、上品さ、ユーモア、優しさ、好奇心、人間の素晴らしい性質が映画の中で随所に見られ、大変心温まる作品です。
目にも心にもこれほど栄養となる作品も少ないのではないでしょうか?
それほど素晴らしい作品です。
その後も、「麗しのサブリナ」でのサブリナパンツ、「昼下がりの情事」でのアリアーヌ巻き(ショールを髪に巻くスタイル)など、常に若い女性のファッションリーダー的存在となった彼女ですが、やはり、私にとっての一番は「ローマの休日」です。何度でも何度でも見たくなる映画です。たぶん、誰にとっても・・・。余談ですが、数年前電車に乗っていて、20代前半の男性が二人で話していました。「俺、なんだかまたローマの休日見たくなっちゃった。なんだっけ、最初のシーン」
「ああ、靴が脱げる・・」「そうそう」
今の時代では、もうああいうタイプの作品は決して作れないでしょう。作ったとしても「小品」扱いで、大ヒットには結びつかないだろうし、一大ブームを巻き起こすことなど考えられません。(そもそも、民主主義が普及しているから「身分違いの恋」という観念もあやふやになっていますし)
映画スターが、銀幕に星屑をキラキラとまき散らす本物のスターらしく、観客は憧れをこめてその銀幕を見上げていた時代の、宝石のような映画です。
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