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ローマの休日 (Feelコミックス ロマ×プリコレクション)
 
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ローマの休日 (Feelコミックス ロマ×プリコレクション) [コミック]

水野 英子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 780 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

マンガルネッサンス!!


かの「トキワ荘」でも活躍した少女漫画界の至宝、水野英子。幻の名作が46年ぶりに待望の復刻!!


登録情報

  • コミック: 160ページ
  • 出版社: 祥伝社 (2009/5/29)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4396781083
  • ISBN-13: 978-4396781088
  • 発売日: 2009/5/29
  • 商品の寸法: 18 x 13 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
23 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 由木 トップ500レビュアー
形式:コミック
1963年に漫画雑誌「りぼん」の別冊付録として描かれた水野英子さんの『ローマの休日』が実に46年ぶりに復刻された。映画の著作権保護期間が2007年で切れて、刊行できることになったそうだ。この本については個人的にとても思い入れがある。これは私が初めて読んだマンガだから。今回読み返してみて、細部はほとんど覚えていないが、真実の口の場面をずっと覚えていたことを思い出した。映画はそれを追体験する形で見た。

大人の目で読んで、この本が変わらない魅力を今も持っていることに驚いた。印刷物から復刻された線は完璧とはいえない。当時の印刷技術はもちろん、ペンや紙やインクも今ほど質がいいわけではない。収録されている作品のうち「ローマの休日」に限って言えば、スクリーントーンはおろかアミかけすら無い。全て手描きだ。そして背景は資料を使わず描かれているのではないかと思う。

それでも、王宮は王宮だし、ローマの町はローマだし、王女は王女に見える。髪を切った王女は元気な女の子に変身する。それが実現できたのはは水野英子さんの才能があればこそだけれども、紙とペンがあれば、どんな世界も描けるという当時の熱気を感じる。楽しい物語を描くことが何のてらいもなくできた、それを読むことができた時代があったんだなと思い出した。

ところでこのシンプルでそのくせ味わい深い作品は、いろいろな要素が混ざってできている。まず、元ネタの映画『ローマの休日』。それを漫画化した水野英子さんの作風。そして手塚治虫風の画面処理とかギャグ。映画はオードリー・ヘップバーンとグレゴリー・ペックの2人が主役でロマンチックコメディの映画として素晴らしい作品だが、この漫画は映画を忠実に漫画化している。カットしてある場面もあるけれど、129枚できちんと映画と同じ味わいを感じさせる。それなのに同時に水野作品でもあるのだ。王女が星に願いをかけている大きなコマがひとつあるだけで、それは水野さんの作品の全てを思い出させる。私は手塚作品については詳しくないが、ギャグ処理の絵や演出は、これはどうみても手塚風だろうと思わざるをえない。

私はこの作品がすごく好きだった。復刻版を読むと当時のわくわくどきどきを思い出すし、今読んでも十分面白いと思う。
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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:コミック
よほどの漫画通でない限り、若い人は、水野英子という漫画家をよく知らないのではないでしょうか。手塚治虫に見出され、中学生ながらメジャー誌でデビュー。(貸し本でデビューするのが当たり前の時代)その女性とは思えない力強い描線と、華麗な絵柄、卓越したデッサンで、男性作家ばかりの中であっというまにトップの座に。
元祖少女漫画家として1960年代には、少女漫画の女王、女手塚と呼ばれ、現在の大御所24年組の憧れの大先生であったのです。この作品が描かれた当時は、まさに絶頂期に突入し始めた週刊誌時代の黎明期、物凄く忙しかったそうで、絵の出来から、あまり時間が無かったような印象を受けます。しかし、個人的には、力強さと華麗さのバランスが最も良いのが62、63年だと思っています。その頃に附録として描かれ、当時からすでに入手困難、最近まで、オークションでも万超えの状態の激レア作品でした。そしてこの作品は、魔夜峰夫という漫画家を誕生させました。魔夜さんが子供の頃、遊びに行った友達の家に、この作品があり、読んで「こんなに美しいものが世の中にあるのか」とショックを受け、それ以来少女漫画にのめりこんで行ったそうです。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:コミック
1960年代の水野英子先生の作品で、読みたくても本を入手する事がかなり難しかった「ローマの休日」の復刻版がやっと発行され、喜んだファンの方も多かったと思われます。
この作品は1960年代に2回発行されていますが、それ以来43年ぶりの発行です。 初出は、りぼん 1963年9月号 別冊付録 りぼんカラーシリーズ。  再録は、別冊りぼん 1966年春の号 です。
ですが、この2回の作品は、同じではありません。 初出の、りぼんカラーシリーズ の最後の6ページ分が、 別冊りぼん では描き直されて8ページ分となり、本編が2ページ増えています。 今回発行されたこの復刻版は、この2ページ増えた 別冊りぼん版 が収録されています。 2ページ増えた分、初出より表現が少し変わっています。
作品名「ローマの休日」の扉絵は、初出の りぼんカラーシリーズ では、この復刻版に於ける10〜11ページの1色の左右見開きのみで、本の表紙は水野先生の絵ではなく日傘をさした少女の写真で、 別冊りぼん では、本編最初に水野先生のカラーの扉絵が新たに加わっており、 この復刻版では、その絵が本の表紙となっており、1色で最初の扉絵にもなっています。  
復刻版の帯は2種類あり、このAmazon の製品写真とは別の帯では「46年ぶりに待望の復刻 !! 」という文ですが、これは初出からの年数の「決めのフレーズ」だからいいとしても、別冊りぼん の発行以来なので正確には「43年ぶり」だなあ、とか、復刻版が発行される時はセリフが変更されたりする事がありますが、別冊りぼん、復刻版、それぞれナレーションも含め変更されている部分を見つけたり、この復刻版の8〜9ページの絵も りぼんカラーシリーズ と比べて構図は同じですが描き直されているとか、色々興味深い発見がありますし、本編1ページ目の英語のスペルが少し気になった人もいるとは思いますが、復刻が待たれていた「ローマの休日」は、もし著作権関連が無ければ、当然、ずっと以前に再発刊されていたはずですので、やっと読める喜びは大きいと思います。 この復刻版は、本の装丁も魅力的です。
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