2002年度のキネマ旬報の外国映画賞に輝いた作品の待望のブルーレイ化。当時、授賞式を朝日ホールに観に行って、その際、本編の上映を再度観て改めてその重厚さを感じた良作だ。
この他にもロードショー、スクリーンの2大映画誌でも外国映画No.1になるなど、通の映画ファンの評価は公開当時から高かった。残念ながらアカデミー賞作品賞のノミネートは逃したが、撮影賞を名匠コンラッド・ホールが受賞した。
ブルーレイはサム・メンデス監督が本編HDマスターを監修し承認している。専門誌の取材でプルーフ版をチェックしたが、冒頭監督のメッセージ映像が流れる。
要約すると、
●僕が自信を持ってお送りする作品です。ブルーレイの映像は本当にすばらしい。
●最初は性能を疑ってました。“これ以上 きれいになるのだろうか?”と。しかし 実際に映像を見てその違いに驚いた。
●その高画質な映像に、故コンラッド・ホールも天国で喜んでいるはず。
●特にトムとポールのラストシーン(トム・ハンクスがポール・ニューマンに復讐を果たすシーン)では雨の粒が あれほどはっきり見えるとは、思いもしなかった。
●奥行きや色彩・質感にも深みが増してます。
ブルーレイの一つの楽しみ方は“黒”の発色。特に本作の様なギャング映画は、闇や夜のシーンが多く、DVDではその質感が味わえなかったので、ブルーレイのクオリティはかなり上がっている。