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ロンリー・ハート〈上〉 (幻冬舎文庫)
 
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ロンリー・ハート〈上〉 (幻冬舎文庫) [文庫]

久間 十義
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

少年たちが清らかだったことは一度もない。少女やハイティーンが次々と失踪していく。警視庁綾井北署の刑事たちは、硬直化した組織に業を煮やし、独自の捜査を繰り広げるが…。1988年11月に発生した女子高校生コンクリート詰め殺人事件を素材に、破滅と悪意にまみれた街の少年たちの姿を自白のもとにさらした渾身の1300枚。「刑事たちの夏」・「ダブル・フェイス」に続く警察三部作の頂点。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

女性を車に引きずり込む拉致レイプ事件が連続する綾井北署は、キャバクラ強盗、中国人系犯罪などの凶悪事件をも抱えていた。永倉警部補、拉致事件を担当する松島早紀巡査部長らは疲弊しながら捜査に邁進した。一方、女たちを脅迫、制圧しては弄ぶ付属高の三人組。女優の母親を持つ昌樹以下、裕福な家庭で育つ彼らが求めた新しい獲物とは。

登録情報

  • 文庫: 364ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2008/10)
  • ISBN-10: 4344412133
  • ISBN-13: 978-4344412132
  • 発売日: 2008/10
  • 商品の寸法: 15.2 x 10 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 465,930位 (本のベストセラーを見る)
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By aquatio VINE™ メンバー
形式:文庫
本当に、やっぱし読後感は微妙。。。なんと言うかな。本当に嫌な人間を、どうしようもない人間を、そのまんま、どうしようもなく嫌な度し難い人間に描いていて、うまい。要するに、すっごく嫌な人間なことが伝わってくる。だから、とっても不愉快になる。
そう、その意味では、とてもうまい作家なんだな。ほんと、うんざりするもんなぁ。

中国からの不法入国者や、福建と上海との対立、の話が並行的に走るけど、ここはもうちょっとさばけたのではないかしら。少し冗長と言うか、飛ばしちゃった。

全体的には、まずまず面白かったですが、女性刑事の心理や若手の刑事、更には主人公とも言えるベテラン刑事らの心情、の書き込みは若干踏み込み不足な気がした。
それはやはり、上記中国の話とか、微妙に人の心より社会状況を描くことに費やされたせいではないかしら。

終盤非常にテンポがよく、一気に読ませるけれど、その終盤まではちょっともっさりした、と思います。
何とか頑張って、特に上から下になったあたりのもたつき感を越すと、終盤の非常にドラマティックな展開にたどり着けるでしょう。
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5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
『刑事たちの夏』(傑作!)『ダブル・フェイス』につづく久間十義の警察小説。前2作に勝るとも劣らない傑作が誕生した。

この3作とも、重厚なテーマを扱いながらも明解であるため、どうしてもテーマに目が行ってしまうのだが、なかなかどうしてサスペンス小説の王道を行く、ハラハラドキドキの極めて面白い物語なのだ。本書も下巻に入ったあたりからの加速感が実に快感。何よりも警察側の捜査をきっちり描いているのがいい。だからこその緊迫感が読者の胸を締め付ける。

『ダブル・フェイス』に登場した刑事たちが活躍するので、執筆順に読んだほうがいいかもしれないが、たぶんそれほどの影響はないだろう。いずれにせよ、警察小説・サスペンス小説の傑作であることは間違いない。

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1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Tochitli トップ500レビュアー
形式:単行本
どこにでもいる三人組、むしろ上層階級に属する青年たちである。
彼らが理由もなく犯罪を重ねるうちに方向性を失い、さらに深みにはまってしまう。
そして新たな餌食になったのは刑事の娘だった。
彼女も又行き場のないまま、三人組の犯罪に巻き込まれていく。
筆致がとても冷静である。そして人物描写がよくできている。
三人組でも各自の個性も良く出ているし、娘も最初はちょっとステレオタイプかと思いきや
そこははっとするはずです。
若者の無秩序で許せない犯罪そしてそれを追う刑事(ベテランの女刑事)
色々な人間模様をかいま見ながら、なんともいえないラストへとつながります。
ラストは非常に上手いですがその読後の空虚さ何度も言えませんでした。
しかし非常によく描いている、そう感じます。
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