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ロンド (上) (創元推理文庫)
 
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ロンド (上) (創元推理文庫) [文庫]

柄澤 齊
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

実物を知る人間は数えるほどしかいない、所在不明の幻の絵画『ロンド』。交通事故死したその画家の回顧展を企画する美術館学芸員に、「ロンド」の名を冠した未知の画家の個展案内状が届いた。会場にあったのは有名な18世紀の絵画そのままの死体だった。奇怪な個展は更に続く。謎の個展を開くこの画家は誰なのか?木口木版画の第一人者・柄澤齊、渾身のミステリ・デビュー作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

柄澤 齊
1950年栃木県生まれ。現代日本の版画界を代表する一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 400ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2006/6/27)
  • ISBN-10: 4488461018
  • ISBN-13: 978-4488461010
  • 発売日: 2006/6/27
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 725,520位 (本のベストセラーを見る)
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
限られた人しか目撃したことのない幻の絵「ロンド」。次々と起こる血なまぐさい事件。それぞれの事件は「作品」として「発表」される。ロンドに強く惹かれながらも、ごく平和な生活を送る主人公が、事件に巻き込まれてゆく・・・

版画家である作者の美術作品の描写や「ロンド」の描写には思わず引き込まれてしまう。また、美術業界の裏事情も興味深い。死の幻惑に彩られた幻の絵画「ロンド」も含めてミステリーというよりはファンタジーに属する作品に思える。
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絵の世界 2009/4/6
By 志村真幸 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 2002年に出た単行本の文庫化。
 著者は版画家。
 本書は、絵画の持つ「魔力」をテーマにしたミステリ作品。けっこうみっしり詰まった小説であり、上下巻で800頁。じっくりと腰を据えないと読めない物語であった。
 上巻では、事件が次々と起こっていく。グロテスクで残虐な殺人現場、名画への見立て殺人、メインとなる絵の「謎」。ミステリ読みなら引き込まれてしまうような魅力的な物語であった。美術館や批評家の独特の世界も描かれ、ペダンチックな味わいも充分。
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