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ロンドン(下) (ロンドン)
 
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ロンドン(下) (ロンドン) [単行本]

エドワード・ラザファード , 鈴木 主税 , 桃井 緑美子
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

世界最古の港湾都市ロンドンには、どんな物語が秘められているのか。ローマ時代から現代まで、歴史の転換期を舞台に、当時を生きる庶民の視点から巧みに描きあげた比類なき魅力満載の大長篇小説。

内容(「BOOK」データベースより)

著者は、ロンドン2000年の時の流れと人の営みを、多数の博物館スタッフの協力により時代考証を精緻に固め、10組のファミリーの長い長い栄枯盛衰の物語として描き切る。魅力あふれる大感動巨編。

登録情報

  • 単行本: 584ページ
  • 出版社: 集英社 (2001/8/24)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087733327
  • ISBN-13: 978-4087733327
  • 発売日: 2001/8/24
  • 商品の寸法: 20.8 x 15 x 4.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 165,017位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By miyuton
形式:単行本
ロンドンに住む4つの家族の浮き沈みを、
カエサルのブリタニア侵攻から近代までを追った壮大なドラマ
初めに登場するのは名もない漁師、ケルト人の彼が、
敵であるローマ人と向かい合ったり駆け引きしたり
結婚して子どもを産んだりしていくうちに、
時代がローマンブリテン、サクソン侵攻、
ノルマンコンクェストとどんどん変っていく

漁師の子孫で髪に白い房、
手の指に水かきのついたダケットの家のものが、
時には武具職人、あるときは売春婦
食料、雑貨商だったりするが、
みなその時代を地に足つけて堂々と生きているのがいい。
上巻末に出てくるにせもの錬金術師シルヴァースリーブスが、
ダケットの親方バーニクルをだまして金を巻き上げ

大商人ブルもだましてその娘と結婚しようと画策するところなど、
淡々とした語り口なのに面白くてたまらない。
歴史的な事実、ノルマンディー公ウィリアムの登場がメインになっていて、
十字軍の遠征、黒死病(ペスト)の蔓延
ワットタイラーの乱、チョーサーのカンタベリー物語と、
高校の世界史で習ったことが続々とでてきて

歴史好きなわたしにはわくわくする本だ。

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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By スイート・サイエンス トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
ロンドンを舞台にした超大河歴史小説だ。

これほどのスケールの小説は日本には存在しないのではないか。何しろロンドンに生きた9つの家族の歴史をBC54年からAD1997年迄の約2000年に亘って描いているのだから。

それぞれの時代にロンドンで起きた様々な歴史的事象(シーザーによるローマ人の侵攻から第二次大戦のドイツによる空襲まで)に対し、その時代に生きた家族のメンバーはいやおうなく対応を迫られることになる。ある家族は時代にうまく対応して隆盛し、別な家族は時代の波に取り残され落ちぶれ、同じ家族の中でも成功するものもいれば挫折するものもいたりと、それぞれ特徴を有した家族の歴史を描き分ける筆力は実に見事だ。

また、本書はロンドンという都市を理解したい人にもお勧めだ。ロンドンが古代ローマの時代からどのように発展してきたかが、具体的に描かれている。有名なロンドン塔やセント・ポール寺院などがいつどのように建設されたが、それに携わった家族の視点からリアルに描かれていて非常に興味深い。私が本書を始めた読んだのは2年前で、今年ロンドンに旅行に行くに際して再読したわけだが、本書を読みながらロンドンを旅すると訪れた場所がどのような歴史を経て現在に至っているのかを肌で感じることができた。

本書を読んで実感したのは、同じように長い歴史を有する京都と比べてロンドンが全く異なるのは、実に雑多な人種の人々が住んでいる点だ。英国というとアングロ・サクソンというイメージがあるが、実際には古代のケルト人から始まり、ローマ人、アングロ・サクソン人、デーン人(バイキング)、ノルマン人に入れ替わり支配されたため、現代のロンドンはこれらの人種が渾然一体となって構成されているのだ。

これだけでは書き足りないほど、とにかく色々な角度から楽しめ作品なので、ロンドンに興味のある人には強くお勧めしたい。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
紀元前の時代からのロンドンの様子が、いくつかの一族の生活を通して描かれている。

この物語はいろいろあるけど「川」がキーワードかなって思う。話全体を大きな川の流れに例え、それがロンドンを流れるテムズ川と重なって見える。大きな主流、時代の流れの中で、ところによっては滞ったり、逆流があったり、支流ができたり、でもそこに住む人々は懸命にその流れの中で時に逆らい、時に身を任せながら生きていくそのたくましさ、したたかさ。
とにかく長い物語なのだけど、全然退屈しないで読めちゃう、次々とページをめくる手は休まらない作品。

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