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ロング・グッドバイ (ハヤカワ・ミステリ文庫 チ 1-11)
 
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ロング・グッドバイ (ハヤカワ・ミステリ文庫 チ 1-11) [文庫]

レイモンド・チャンドラー , 村上 春樹
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

『ロング・グッドバイ』は別格の存在である。
そこには疑いの余地なく、見事に傑出したものがある。――村上春樹(「訳者あとがき」より) 


社会現象となった『長いお別れ』新訳版、文庫に登場。
私立探偵のフィリップ・マーロウは、億万長者の娘シルヴィアの夫テリー・レノックスと知り合う。
あり余る富に囲まれていながら、男はどこか暗い蔭を宿していた。
何度か会って杯を重ねるうち、互いに友情を覚えはじめた二人。
しかし、やがてレノックスは妻殺しの容疑をかけられ自殺を遂げてしまう。
が、その裏には悲しくも奥深い真相が隠されていた……

内容(「BOOK」データベースより)

テリー・レノックスとの最初の出会いは、“ダンサーズ”のテラスの外だった。ロールズロイス・シルバー・レイスの車中で、彼は酔いつぶれていた…。私立探偵フィリップ・マーロウは、億万長者の娘シルヴィアの夫テリー・レノックスと知り合う。あり余る富に囲まれていながら、男はどこか暗い蔭を宿していた。何度か会って杯を重ねるうち、互いに友情を覚えはじめた二人。しかし、やがてレノックスは妻殺しの容疑をかけられ自殺を遂げてしまう。が、その裏には哀しくも奥深い真相が隠されていた…村上春樹の新訳で読書界の話題をさらった永遠の名作が、読みやすい軽装版で登場。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 645ページ
  • 出版社: 早川書房 (2010/9/9)
  • 言語 日本語, 日本語
  • ISBN-10: 4150704619
  • ISBN-13: 978-4150704612
  • 発売日: 2010/9/9
  • 商品の寸法: 16 x 10.8 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
38 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By NN
形式:新書
十年ほど前に清水俊二訳で読み、感動し、それから原書を手に入れ、それを繰り返し読んできた。そして今回、村上春樹が訳したということで読んでみた。あとがきはとても楽しめた。とても気持ちが伝わる。しかし肝心の翻訳は、少々がっかりしてしまった。地の文はともかく、台詞に原文の切れ味が感じられない。そして台詞はこの作品の中で、極めて重要な役割を担っている。この村上訳に対する何人かのレビュワーの言う通り、台詞は清水俊二訳の方が優っていると思う。

村上春樹の作品に対する思い入れはとてもよくわかるが、残念ながら彼の文体は(Raymond Carverの文体とは対照的に)Raymond Chandlerの文体とはあまり合わないような気がする。
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11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Nody トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
長らく清水俊二訳に親しんできたミステリファンの視点で読んでも、この新訳の意義は大きい。
すべての翻訳は折にふれ見直され更新されるべきであり、存在として単なるジャンル小説の枠を超えてしまった本作が省略や誤訳の可能な限り少ないエディションで読み伝えられていくのは喜ばしいことだ。
それにしてもテリー・レノックスの堕天使の如き造形はやはり魅力的だ。この一点のみにおいてもチャンドラーの最高傑作だけならず、偉大なアメリカ文学の一冊たりえる資格を持つ。
訳者は最近のインタヴューでチャンドラーの長編はすべて翻訳するつもりと述べているが是非実現して欲しいものだ。
(しかしポケミスの清水訳や田中小実昌訳も絶版にはして欲しくない。これは早川書房への切なる注文)
このレビューは参考になりましたか?
形式:文庫
この作品は、ずっと前、大学生だった頃に友人が面白かった、絶対読むべきだ、と言っていたので、いつか読まなければいけない(読みたい、ではなく)と思っていた作品で、ただ、ハードボイルド作品に抵抗があり(ハメットの『血の収穫』とジェームズ・ケインの『郵便配達は二度ベルを鳴らす』を読んで、肌に合わなかった)、ぐずぐずと読まずにきてしまった。それがここにきて読もうと思ったのは、村上春樹の訳本があるのを知ったからで、清水俊二訳は未読である。

そういう状態で本書を読んでみたが、かつて友人が言っていたほど面白いとはどうしても思えない。それは、私が謎解きを主眼にした本格ミステリー好みで、本書がそういう趣向でないからかもしれないが、とにかく冗長で、訳者の巻末解説(いや評論と言うべきか)には作者は本筋に無関係な寄り道の達人、本筋には不要な細部の描写の名人で、その寄り道や細部の描写が楽しいとのことだが、私には煩わしいばかりだった。清水訳ではかなりの文章の省略があるとのことで、訳者はそれが不満で完全訳を目指したとのことだが、私にはあるいは省略のある清水訳の方が合っているのかも知れない。

と、不満足な点をつらつら書き並べたが、この600ページ近い本書を読むこと自体は特段苦痛ではなかった。むしろ、50ページもの(!)巻末解説(むしろ評論であろう)の方が、作者作品や作者の背景、ヘミングウェイやフィツジェラルドの作品を知らないこともあって、読み疲れてしまった。これらを知る人には価値のあるものなのであろうが。

それでも本書を☆4つとしたのは、ラスト近くのマーロウのセリフ、「さよならは言いたくない。さよならは、まだ心が通っていたときにすでに口にした。それは哀しく、孤独で、さきのないさよならだった」のくだりが琴線に触れるものがあったから。このセリフでそれまでの冗長さが帳消しになった。
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作家村上春樹が好きでなくても翻訳家村上春樹は好きになれる:訳者あとがきも秀逸
... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: TSS
完全なるオリジナリティ
もう20年以上前に本書『長いお別れ』の方で読んでいた。それは村上春樹氏経由では無く当時ハマりまくっていた北方謙三氏から入っていった。で、今改めて読み直してみると、... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: I Love SevenStars
そこまで支持される理由がわかりません
... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: 書評太郎
すばらしい
あの村上春樹も絶賛なんだからおもしろくないわけがない。私自身、このチャンドラーのロング・グッドバイは今まで読んできた本の中で三本の指に入る。そしてフィリップ・マー... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: KAZU
なかなかよいではないですか
昔、旧訳を読んではまったという経験がないので、村上春樹訳と比べて文句を言う、という楽しみ方が出来ないのが残念であるが、さすがのチャンドラーという名文にすっかり魅了... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: 麻冷
「羊」「鼠」「ノルウェイ」村上作品に通底するモチーフが息づく完訳
「羊」「鼠」「ノルウェイ」など、村上作品に通底するモチーフが息づく完訳です。訳文の中においても、「訳者あとがき」においても。... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: cj3029412
いい!
村上春樹の原点のひとつ

個人的には、
訳の良い作品は、
原書を読みたくなります。... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: trespasser
ギムレットが飲みたくなる
この本を読むと間違いなくギムレットが飲みたくなる。それもローズ社のライムジュース50%でジンを割ったもので。しかしローズ社のライムジュースはなかなか入手困難で、ハ... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: 一個人
素晴らしい・・・。
はずかしながら、レイモンド・チャンドラー初めてです。

あまりの素晴らしさに圧倒され、一気に読み切りました。... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: でんど〜
新訳としての意義は評価する。が・・・はんちく?
原作の文を意訳で割愛することなく、
できるだけ忠実に、且つ、原作の雰囲気を残した... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: showtime
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