言葉自体は、昨年からウェブで話題になっていましたが、本を読んですっきりしました。
ロングテールの本質は、アグリゲーターによるコストの外部転嫁です。
google, Amazon , ITMS , ネットフリックス(DVDレンタル),ラプソディ(音楽配信)といった
事例を通じて、アグリゲーターの戦術も定式化されています。
それは、
・ヘッド(売れてる2割)からテール(売れてない8割)まで、集積する。
・人気ランキングやレコメンデーションなど、お客が好みのものを探しやすい環境を整える。
・コスト(コンテンツの制作コスト、物販ならば配送コストも)は、会社の外部に転嫁する。
わかりやすく言い換えると、
・いかに早く、安くかき集めるか。
・いかに顧客の好みのものを早く、多く見せるか。
・物販の場合は、いかに早く、安く届けるかも加わります。
ということになります。
まとめとして、
○ これまでと変わらない点は、
・消費者の1日は24時間しかないため、全人類の注目量には限界があるということ。
・売れっ子クリエーターか、アグリゲーター(集積者)しか儲からないということ。
○ これまでと変わる点としては、
・テールの部分にも光があたる可能性が高まったがゆえに、見切りをつけられない
クリエーターが生涯テールでいつづけるリスクが高まること。
だと思いました。読みやすく、鋭い洞察がおすすめの1冊です。