この商品をお持ちですか?
裏表紙を表示 表紙を表示
サンプルを聴く 再生中... 一時停止   Audible オーディオエディションのサンプルをお聴きいただいています。
この画像を表示

ロリータ 単行本 – 2005/11


すべての 2 フォーマットおよびエディションを表示する 他のフォーマットおよびエディションを非表示にする
Amazon 価格 新品 中古品
単行本
"もう一度試してください。"
¥ 643
文庫
"もう一度試してください。"
¥ 961 ¥ 281
--このテキストは、文庫版に関連付けられています。


キャンペーンおよび追加情報



商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ヨーロッパの教養豊かに育ったハンバート・ハンバートは、幼い頃の最初の恋で心に傷を負っていた。理想のニンフェットを求めながらも、パリで結婚するが失敗。離婚を機にフランス語教師としてアメリカに渡った彼の下宿先には、一人の少女がいた。ロリータ。運命のいたずらから、ロリータと二人きりとなったハンバートは、彼女とともに車で全米を転々とすることになる―彼らを追跡する、謎の男が登場するまでは。少女愛というタブーに踏み込んだがためにスキャンダラスな問題作として広く知られる一方、本書が幾多の「謎」を重層的に含み込む、精緻極まるパズルのような名品であることは意外と知られていない。その緻密な「謎」ゆえに、今もなお世界中の読み巧者たちを引きつけてやまない文学の逸品、「言葉の魔術師」ナボコフの最高傑作が、発表50年を経て待望の新訳。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ナボコフ,ウラジーミル
1899‐1977。1899年4月23日、帝政ロシア時代のサンクト・ペテルブルグで貴族の家に生まれた。1919年、ロシア革命により家族でドイツに亡命。ケンブリッジ大学卒業後、ベルリン、パリと移り住み、主にロシア語で執筆活動を続ける。1940年、アメリカに移住。スタンフォード、コーネル、ハーバード大学などでロシア文学を教える傍ら、英語でも創作活動を始める。1955年に発表された『ロリータ』が大センセーションを巻き起こし、教職を辞す。スイスのモントルーに移住し、死ぬまでそこで暮らした。ロシア・アメリカ文学史上に屹立する異形の大作家

若島/正
1952年京都市生まれ。京都大学大学院文学研究科教授。小説論、アメリカ文学研究。『乱視読者の帰還』で本格ミステリ大賞「評論・研究部門」受賞、『乱視読者の英米短篇講義』で読売文学賞随筆・紀行賞を受賞。詰将棋、チェス・プロブレム作家としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 462ページ
  • 出版社: 新潮社 (2005/11)
  • ISBN-10: 4105056050
  • ISBN-13: 978-4105056056
  • 発売日: 2005/11
  • 商品パッケージの寸法: 19.2 x 13 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (29件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 610,131位 (本のベストセラーを見る)
  •  カタログ情報、または画像について報告


この商品を見た後に買っているのは?

カスタマーレビュー

5つ星のうち 4.1

最も参考になったカスタマーレビュー

61 人中、54人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 北風堂 投稿日 2006/1/27
形式: 単行本
 大久保康雄氏のものと並べながら読んだ。若島氏の翻訳の動機からいって、そうした読み方が要求されているからだ。
 本書はロリータを読むための本というよりは、若島氏のナボコフの文章を研究するための作品であり、氏がどうしても書き残しておきたかったものと思われる。ナボコフ研究者としてという立場が強いので、一般向け読者サービスはほとんどない。少ないながらの注釈は自分のノートということ。「不味いポテトチップス」(大久保訳)を「おいしいポテトチップス」と直訳する確信犯。また、「ツインベッドに架かっている画は一卵性双生児だった」(若島訳)とは大久保訳では「ツインベッドにはそれぞれ同じ画が架かっていた」となる。
 同氏のガイド誌「乱視読者の新冒険」で新翻訳の強烈な予告編を見せられ、読み始めた。文句があるなら英文で読めって?いや、ご勘弁。
コメント このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
フィードバックありがとうございました。 このレビューが不適切である場合は、当社までお知らせください。
申し訳ありませんが、お客様の投票の記録に失敗しました。もう一度試してください。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 古読 投稿日 2014/10/1
形式: 文庫 Amazonで購入
タイトルであらぬ想像をされた方も多いかもしれませんが、日本語的な意味合いのそれとは必ずしも「=」ではない本です。
序盤の方で嫌気を指す方もいるかも知れませんが、進むごとにあらゆることがそうあるべくしてあることがわかってくると、あらゆることが複雑すぎるほど絡み合う糸のような暗示を表していることがわかるようになると思います。
この本はドグラマグラと同じように何度も読まなくては真実に到達できませんが、けれど一度読んだだけでもその不思議な深みに心を奪われます、まさしくドグラマグラみたいに。
それからこの本が今も議論されているという説明が私たちを救ってくれます。間違った解釈も全然OKです。細かいことがさっぱりでもあまり気にすることはないのです。全員にすべてを理解されようとして書く作家なんていないでしょうし。
デビットリンチや夢野久作が好きなら、ぜひ一度その複雑怪奇な世界に足を踏み入れてみては?と、勧めたい商品です。
コメント このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
フィードバックありがとうございました。 このレビューが不適切である場合は、当社までお知らせください。
申し訳ありませんが、お客様の投票の記録に失敗しました。もう一度試してください。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 ライノ・ホーン 投稿日 2014/11/26
形式: 文庫
 世間ではあいつはロリータ趣味だなどと気軽に冗談を言う。だから読みやすい小説と誤解していた。とんでもない間違いだった。
 筋はごく簡単で、短編として書くこともできそう。しかし文庫本で550頁もある。長い。というのも形容句がものすごく多いうえ、情景描写が恐ろしく緻密だから。巧緻を尽くした複雑な表現なので読むのに(そして味わうのに)時間がかかる。

 途中で何度か放り出そうとしたが、とにかく最後まで読んだ。後半からは形容句は読み飛ばすようにして、何とか最後までたどり着いたが、気息奄々である。この形容句や情景描写の中にはヨーロッパやアメリカの文化文学の伝統が塗り込められているので、そういった教養や常識の足りない自分では、この小説の半分も理解できなかったというほかない。

 一般に言われる「ロリータ愛」は第一部で終わっている。第二部ではロリータはもう“ニンフェット”ではなくなるので対象にならない(まだ16、17歳にして!)。
 全体を通して語り手である主人公ハンバートハンバートの視点で物語が進行し、ロリータの内面は決して語られることがない。ロリータが自分の状況をどのように感じていたかがわかるのは終盤になって。「ハンバートハンバートは私の人生をめちゃめちゃにした。キューが私の心をめちゃくちゃにした」とロリータが吐き出す。
...続きを読む ›
コメント このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
フィードバックありがとうございました。 このレビューが不適切である場合は、当社までお知らせください。
申し訳ありませんが、お客様の投票の記録に失敗しました。もう一度試してください。
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 RBI 投稿日 2012/3/12
形式: 文庫
主役の男性ハンバートの回想録であるこの話は、始まりから少女に対する彼の異様な執着が語られ、その目線で描かれる少女ロリータの姿はどこまでが本当でどこからが空想なのか判然としません。
著者の筆致は情感豊かで、それだけに、主役の行動の結果ロリータが不安定になる様が私の目には痛々しく、それを記録に残せるほど見ていながらも彼女の言動の理由を考えようとしない主役が気味が悪く映りました。
ただ、これは登場人物に感情が動くだけのものがあったということで、熱に浮かされたような語り口、それでいて静けさの漂う人や街や自然の描写は印象的で、不快なばかりではなく引き込まれるものがあります。
言葉を一つ作ってしまう力を、確かに感じました。
コメント このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
フィードバックありがとうございました。 このレビューが不適切である場合は、当社までお知らせください。
申し訳ありませんが、お客様の投票の記録に失敗しました。もう一度試してください。
53 人中、38人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 yukkie_cerveza #1殿堂トップ100レビュアー 投稿日 2007/2/5
形式: 文庫
 スイス出身の文学者ハンバート・ハンバートは、思春期を迎える直前の年齢の少女に性的な情愛を抱いている。第二次大戦直前にアメリカへ渡った彼は、若い母娘の家に下宿する機会を得る。その娘こそが12歳のロリータ。彼女に近づくためにその母と結婚したハンバートは、やがてロリータをつれて二人でアメリカ横断の旅に出る…。

 ロリータ・コンプレックスという言葉の由来となった、ご存知「ロリータ」の新訳版文庫です。ご存知、と書いたものの、この小説の前回の翻訳にはアラが多いと聞かされていたため、今日まで手にすることをためらっていました。新しい翻訳にはかなり詳細な注釈が巻末に付されていると聞き、さらには「テヘランでロリータを読む 」(アーザル ナフィーシー /白水社)という書が話題を呼んでいることもあり、いよいよこの「ロリータ」をひも解いてみようと決意したのです。

 しかし、本書は言葉遊びや謎に満ちた、やはり大変な奇書であり、十全に理解をしながら読み通すのは至難の業であるという思いが残りました。

 本書巻末の注釈は物語の謎をあれもこれも解き明かしてくれているわけではなく、「どこに現れているか、各自で追ってみてほしい」とか、「なぜそうしたのか、考えてみること」といった具合に、読者が自ら積極的に謎解きに臨むことを求めています。注釈はあくまで本書理
...続きを読む ›
コメント このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
フィードバックありがとうございました。 このレビューが不適切である場合は、当社までお知らせください。
申し訳ありませんが、お客様の投票の記録に失敗しました。もう一度試してください。

最近のカスタマーレビュー



フィードバック