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だが、とても教育とは思えないような、過酷で無意味で文字通り命がけの「実力テスト」を受けつづけるうちに、アキラは学校に対して大きな疑問を抱き始める。脱走に失敗したら入れられるという「新宿クラス」、脱走に燃える彼らと接触するアキラ。
これから一体どうなってしまうのか……結構緊張して読めます。
ただ、物語前半部分は学園の説明や世界背景の説明などでちょっと失速気味。
「アメリカ横断ウルトラクイズ」や某特撮モノのパロディ的場面がところどころに出てきたり、DJがアカサカだったり、放射能汚染で耳が黒くなったネズミ「ミッキー」など、ささやかな笑いどころが満載なのが今までの恩田陸っぽくない所、逆に言えば、新鮮です。
後半部分はぐいぐい引き込まれます。
が絶妙なスパイスとなって、バトルロワイヤルのパクりと言わせないだけの作品に仕上げている。
恩田陸はこんなモノも書けるのだなと、彼女の計り知れない才能を思い知らされた。
「うげっ!」てなくらい過激でイケてて、読んでてワクワクしました。
映画の題名をつけた章のタイトルも、一見ストーリーと無関係のように
見えるんだけど、どこかでリンクしているところがあるでしょうか。
話の展開とどこかでつながった映画のタイトルを持ってきてない? と、
そんな気がしました。
ありゃ。表紙の下のほうで、なんかごそごそやってますね。
帯を外したままにしといたら、まずいですね。
元々どおりにかけておきましょう(笑)
『ロミオとロミオは永遠に』――未来の東京を舞台にした大脱走の物語。
恩田さんの筆が走る、登場人物の少年たちも走る走る走る~。
面白かったなー。
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