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ロマン・ポランスキーの吸血鬼 [DVD]
 
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ロマン・ポランスキーの吸血鬼 [DVD]

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登録情報

  • 出演: ロマン・ポランスキー, ジャック・マクガウラン, シャロン・テイト
  • 監督: ロマン・ポランスキー
  • 形式: Color, Dolby, Widescreen
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 2.35:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • DVD発売日: 2010/04/21
  • 時間: 107 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B003EVW6LS
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 15,812位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容紹介


2002年映画賞を総なめにした巨匠ロマン・ポランスキーが監督/脚本/出演したホラー・コメディ!
ポランスキーが毒の効いたユーモアで描かれるドラキュラ映画のパロディ!


アブロンシウス教授(ジャック・マクガウラン)は助手のアルフレッド(ロマン・ポランスキー)を連れて吸血鬼退治の旅をしていた。トランシルバニア地方のある宿にたどり着いた二人は、いかにも吸血鬼がいそうな雰囲気を感じ、その宿に泊まることにする。吸血鬼を探す捜査を行ううち、アルフレッドは宿屋の主人の美しい娘サラ(シャロン・テイト)に一目惚れし、彼女が風呂に入っている姿を覗く。そこへ突然、赤いマントを着た老紳士が現れ、あっという間に彼女と共に消え去った…!


【映像特典】
1. 吸血鬼講座 (約10分)
2.オリジナル劇場予告編

内容(「Oricon」データベースより)

アブロンシウス教授は、助手のアルフレッドを連れて吸血鬼退治の旅を続けていた。トランシルバニアのとある宿に着いた二人は、吸血鬼がいそうな雰囲気を感じてそこに泊まることにする。ロマン・ポランスキーが描くホラー・コメディ。「WARNER THE BEST ¥1,500」対象商品。

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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Bo-he-mian トップ500レビュアー
'90年代の後半に、ヴァンパイア映画の中で起こった、密かな潮流がありました。それは「スラヴ吸血鬼源流説」です。『ナディア』『ドラキュリア』『ブレイド』といった作品がそうで、インディペンデント系からハリウッド娯楽作まで同時多発的に起こり、吸血鬼映画好きには嬉しいことでした。
「スラヴ吸血鬼源流説」― 吸血鬼のルーツは東欧世界にある、という説は民俗学の世界では昔からあったものですが、それは上記の映画を製作したスタッフたちが、真に「吸血鬼」というキャラクターを愛している事の表れ、そして新たな方向性を模索しようとする流れだったのですが、悲しいことに一過性のものとして、いつの間にか立ち消え、映画の中の吸血鬼は再びステレオタイプのキャラクターに戻ってしまい(『僕のエリ』のような、数少ない良作を除いて)今に至ります。

前段が長くなって申し訳ありませんが、本筋に入る前にもう一つ語っておきたい事があります。それはキャラクターとしての「ドラキュラ」の起源について。イギリスのブラム・ストーカーという作家が、実在したワラキアの串刺し公ヴラド・ツェペシュをモデルに創った事は有名ですが、吸血鬼=貴族というイメージが確立されたのは、実はこの小説によって、なのです。
ヨーロッパの民間伝承の中にルーツを求めていくと、もともと吸血鬼は、教会の洗礼を受けることができなかった貧しい人たちや、異教徒が死後蘇って生き血を求める・・・というものです。ではなぜ、ストーカーは「貴族」という飛躍したイメージを与えたのか。これまた'90年代後半に、わが国で丹治愛氏という英文学者が画期的な解釈を「吸血鬼ドラキュラ」にもたらします。
「吸血鬼ドラキュラ」は「侵略小説」。この小説が書かれた背景には、当時(19世紀末)のイギリス社会が抱えていたある集団ヒステリーがあります。それは、「英仏海峡トンネル建設計画」。ドーバー海峡によって隔てられてきた、ヨーロッパ諸国からの侵略が、トンネルが建設されることで容易になってしまう ― 英国社会が陥った恐怖から、「侵略小説」というジャンルが誕生します。H.G.ウェルズの「宇宙戦争」そしてB.ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」も、この系譜に属する物語なのです。ヨーロッパの奥地からやってきた「貴族」が、吸血行為によって、イギリス人たちを次々と吸血鬼に変えていく ― ここに「ヨーロッパによるイギリス侵略」に対する恐怖が暗示されているというのです。
そして、この小説が創り出した吸血鬼=貴族のイメージが一人歩きして、今に至るのです。

ポランスキーの『吸血鬼』はホームビデオの普及・ビデオレンタルの黎明期だった'80年代、「風と共に去りぬ」や「サウンド・オブ・ミュージック」といった名作中の名作しかレンタル店に置いてなった時代から、借りて観ることができた数少ない吸血鬼映画のソフトでした。そしてこの映画を筆者がはじめて観た高校生当時、この映画には他の吸血鬼映画、たとえばハマープロ製作の作品とは違った雰囲気がある、と感じました。その当時はその「雰囲気」の正体が何なのか判るわけもなく、それに気づくのはずっと先の事になるのですが、それこそまさにスラヴ世界=「東欧」の土着的イメージだったのです。ポランスキーとジャック・マクゴーラン演じる吸血鬼ハンターのコンビが泊まる宿や原野の風景、人物の名前などは東欧のイメージで、ここに純正イギリス製作のハマーホラーとは一線を画す世界観が確立されているのです。
そこには、ポーランド人であるポランスキーならではのこだわりがあった事は間違いありません。なぜならポーランドは、東欧世界の中でもスラヴ族のまさにルーツ、「原故郷」と言われる地域の一部なのです。

この映画は、吸血鬼もののパロディー、一種のコメデイー映画として評価されています。しかしポランスキーが描こうとしたのは単なるパロディではなく、貴族というキャラクターに変えられてしまった吸血鬼に対する、皮肉ともいえるカリカチュアだと思うのです。この映画の中に登場する吸血貴族たちが、舞踏会で着る衣装。それはドライフラワーを想像させる「枯れた」色合いです。その中で一人際立つサラ(シャロン・テイト)は真紅のドレス。これは鮮血のイメージでもあり、彼女が「生者」と「死者」の境目にいる事を暗示しています。
ハリウッド映画の中にスラヴ世界への回帰のイメージを忍び込ませ、東欧人としての誇りをさりげなく示そうとしたポランスキー。しかし本作は、スタジオ側によって監督の意図とは裏腹の編集を施され「滅茶苦茶にされた」とポランスキーは嘆いています。真のディレクターズカットでは、現行のバージョンとどう違うのか、それを我々が観る事は残念ながら叶わないようですが、それはポランスキーの東欧人としての思いがより強く反映された作品になるのだろう、と想像に難くないのです。

最後に。この映画と出会った事で、高校生だった筆者はすっかりシャロン・テイトの美しさに夢中になってしまい、ずいぶん狂おしい想いをしたものです。あれから20年以上の歳月が過ぎ、とっくの昔にシャロンの歳を追い越してしまい、今ではすっかり冷静に受け止められるようになりましたが、この映画を再見する時はいつも、かつての初恋の相手に再会したような、ほほえましい気持ちになるのです。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 殿堂入りレビュアー トップ10レビュアー VINE™ メンバー
タイトルロールのデザインとアイデアがものすごく斬新。
60年代でこのセンスは、かなりの驚き。
多くの方によって語られているが、後の映画に大きな影響(T・バートン監督作品etc)を与えたと思う。
アニメーションと実写の融合が面白いし、DVDの画質も綺麗だった。
映像特典の「吸血鬼講座」なども楽しめる。
そして、何よりもサラ役のシャロン・テイトの魅力。
美しくてセクシーで可愛い。
男性の心をくすぐるような、話し方や声も魅力的。
本作の主役も務めたR・ポランスキー監督が、愛していたことに納得する。
この映画から数年後の陰惨な事件によって命を失ったシャロン・テイトの事を思うと、なおさら劇中のシャロンの儚い美しさが痛ましい。(まだ事件についてご存じない方は、「シャロン・テイト事件」をご参照を)
トランシルバニア地方の生活描写・衣装・セット・小道具も見所。
また、R・ポランスキー監督の若いこと!
ストーリー展開は、現在の映画の基準からいったらまったりとしたテンポ、笑いのツボも今の感覚とはずれている?その点で★3〜4の間
怖くないホラー・コメディー映画。
シャロン・テイトの姿を見られるだけでも価値大。
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By vadim トップ1000レビュアー
この映画は大好きです。ロマン・ポランスキーによる吸血鬼映画、ですが、コメディです。そして、描写が・・・昔のヨーロッパの雪に閉ざされた片田舎のそりや宿屋や、お風呂や・・・スキーをはいている様子、など、なんか見ていて面白いです。また、それは美しいシャロン・テイトが出てきます。(今となっては、とてもかわいそうです・・・)また、吸血鬼の屋敷でのおどろおどろしい衣装や人々も、おかしいような、こわいような・・・吸血鬼退治をする間抜けな博士の、これまた間抜けだけと博士よりはましな助手は、ポランスキー自身です!かれは、スキーとかすごい運動能力の持ち主だと思います。そして、吸血鬼が鏡に映っていない、と言うシーンなど、いろいろ特撮は無い時代に、演技のトリックで、それを表現しています。なんか、ほほえましくも、人を食った吸血鬼モノ(文字通り!)を、シャロンと頑張って撮っていた、と思うと・・・なんか、悲しくも美しい思い出です。
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