ネットの海をさまよっていたら見つけた作品。
表紙もさることながら内容も表紙を裏切らない作品ばかりです。
表紙を飾っている『ロマンスの箱庭』はルームメイト同士のお話ですが、他の作品は先生と編集者(?)、レターフレンドとその相手の弟、など様々です(この書き方で間違っていそうなくらい登場人物の役柄が抽象的ではあるのですが…)。いろいろな登場人物が出てきて楽しめます。雰囲気はどこか民族的で、抽象的で、芸術的、ファンタジーといろいろなカラーがあるのでBLというジャンルでくくるのは難しい気がします。BLという雰囲気はあるものの、性的な描写はありませんので雰囲気が面白いBLを読みたいという方にはオススメしたい1冊です。
面白いですが、非常に癖がある作品でもあるので、はっきりとBLという作品が読みたい方には薦められません。
キスはありますが、あくまでそこ止まりです。雰囲気もファンタジーで掴みにくいので、そういうBLが嫌いな人は読まないほうがいいと思います。
それでも今年入ってすぐ出版作品ですが、今年1番だと言ってもいい作品だと思います。
これが作者の初めての単行本ですが、これからもいろいろな作品を生み出していって欲しいと思える1冊です。