立命館高校から立命館大学に進学し、ロボットを作るために就職せず、1年間の浪人生活の後に京大工学部へ入学。在学中に電磁石で足を鉄板に吸着して二足歩行するロボットを開発(特許取得)し、興した会社「ロボ・ガレージ」は京大ベンチャーインキュベーション(学内入居ベンチャー)の第一号。ポピュラーサイエンス誌日本語版では「未来を変える33人」の一人に選ばれた高橋氏が書いた本です。
氏が製作するロボットは、機能面よりデザイン面に特徴があり、直線的にデザインすれば製作が簡単なのに、敢えてデザインにこだわるロボットは、一目見たら忘れられない強烈な印象を与えます。
本書での氏のシニカルな語り口は、人によっては好き嫌いはあると思われますが、車長5メートルあるリンカーンで大学に通い、自分が製作するロボットの知名度を上げるには「京大」のブランドを活用することがポイントだ、と豪語する氏のセンスは、なかなか卓越していると言わざるを得ないでしょう。