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ロックンロール七部作
 
 

ロックンロール七部作 [単行本]

古川 日出男
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,680 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

ロックでポップな、新たなる20世紀神話。
"あたし"が語るのはロックンロールの誕生と隆盛。爆発的に広がるロックを追いかけつつ、物語は20世紀という時間、七大陸という空間を呑み込んでゆく。壮大なヴィジョンで描き直す新・20世紀史。

内容(「BOOK」データベースより)

謎の語り手“あたし”がまことしやかに語るのは、百年/七大陸に及ぶ「ロックンロールの流転」。「ロックなるもの」に邂逅した人間たちが織りなす、パワフルでポップな20世紀神話。『サウンドトラック』『gift』の古川日出男が贈る最新作。

登録情報

  • 単行本: 328ページ
  • 出版社: 集英社 (2005/11/25)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087747875
  • ISBN-13: 978-4087747874
  • 発売日: 2005/11/25
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.2 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 517,557位 (本のベストセラーを見る)
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10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 最早、氏の十八番とでも言うべき、「快〜感〜!!」と叫びたくなる事必至の、強烈なグルーヴ感を備えた文体。音楽性を露にした文体。

 だが、その事に言及すべき場は、ここでは、ない。物語を読了した時、あなたは気付く筈だ。これが、嘘、大袈裟、紛らわしい表現を抜きにして「ベルカ、咆えないのか?」の正統的続編であるという事実を。

 犬の歴史によって語られた20世紀の物語。そのラストで21世紀へと向け、宣戦布告した、その言葉通りに犬によって侵略されている21世紀。そこから、過去として、「ロックンロール」を題材として、再び20世紀は語り直される。その寓話性に満ちた挿話の数々。しかし、注意深く読めば、それら全てが氏の過去の作品、その全てに対してのオマージュ(と断言して良いかは判らないが)になっている事に気付く。そして、オマージュに止まってはいない事にも。

 つまり、いつかあなたが「古川日出男」を語り直す時、彼の世界はここで一旦、その円を閉じる。

 畢竟、世界が終る。そして、終らない。

 断言しよう。次作で、氏の紡ぐ世界は更なる広がりを見せる筈だ。それまでの彼の作品を巻き込んで、さながら超新星の如く。ビッグバンみたく。

 ともかく、こんなレビュー読んでいる暇があれば、まずは読んで下さい。総括的なる傑作。誉め過ぎだと謗られようが、記念碑的傑作(パルプな装丁もイカシていて、ジャケ買いだけでもする価値ありですよ)。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 怪物太郎 VINE™ メンバー
形式:単行本
私は本を読むときにはこのアマゾンの書評を参考にします。必ず出版されたら読む作家とかを抜かすと、結構参考にします。
巷の評判とは微妙に違う、意外と的を得た書評が書いてあったりして、大変参考になります。それは評価の高い書評、低い書評の両方に通じる話です。
古川日出男さんの本は「ベルカ・・・」を読んで、こりゃあ新鮮だな!ってことで、他の作品も読みたくなって、この本の評価も高かったので、読みました。
しかし、これは私には全く・・・全く受け付けませんでした。(悪い書評を書くと、「このレビューが参考になった」のは増えませんが・・・気にしないで書きます。)
まずは先に「ベルカ・・・」を読んだため、書き方(文の進め方)がかなり似通っています、その割りに全然引き込まれません。7部作というものの、どのストーリーも重みはなく、文体もやたら軽いです。(ちなみにロック(ンロール)好きなので、犬でなくロック(ンロール)が話題だからではないですよ。)
そして意味もない無駄な殺しや無駄な陵辱などが多くて読んでいて不快です。とにかく殺すことが文に刺激を与えるからという理屈以外考えられないくらいに、殺人が意味もなくどの話でも簡単に繰り返されます。読んでいて気分が悪くなってきます。
また話の中で出てくる、さまざまな出来事の詳細も一生懸命調べたので、その話を載せて話を膨らませましたという印象がやたらと強いだけで、文学というより、話を膨らませるためだけの詳細を書いてあるだけに感じます。知っている話がありましたが、それを知っていると何でそんなにくどく説明するわけ?という感じです。
そして最後までこの作品のメッセージ(訴えているもの)は私には通じませんでした。
人それぞれ受け止め方が違うので高評価の方もいるでしょう、しかし「ベルカ・・・」が気に入ってもこういう意見もあるという人がいるということをお許しください。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By アヤ
形式:単行本
この本を読んだあとに、「どんな本?」と聞かれたらとても困るなあと思った。文章が流転(ロール)な本? 各大陸ごとに綴られた‘ロックンロール’という人類の発明品にまつわるロックな人の物語?

ああ、一つだけ確かなコトは、「おもしろい本」であるという事。この作者の本は、始めて読んだが、他の本も読みたくなった、という事! (と、あたしは断言する!)
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