ロックマンメガミックス『史上最大の敵』発表以来、待望の続編が満を持して堂々の登場である。ここに至るまでの長い困難の道程は、熱心な読者諸兄なら御存知の通りであろう。続巻・復刊を望む読者の絶えないコールと、その声に対して真摯に向き合い続け水面下で努力を重ねて来た作者の執念、そして希望が遂に形となった。
『メタルハート』の前日談となるロックマン3物語『アステロイドブルース』と、バトル&チェイスにロックマン7を絡めた『バーニングホイール』の2本を収録。
目を見張る作画力の向上が、今日までの歳月の流れを語っているが、それでいて有賀氏独特のタッチや雰囲気は全く失われておらず、前半パートのシリアスで引き締まった絵柄と、後半パートのコミカルでややディフォルメ調の絵柄との書き分けがバランスよく一冊に収まっている。手に汗握る激闘も、吹き出しながら楽しめるレースも、非常に面白く読み応えがあると思う。是非とも手にとって読んで頂きたい。