ワイヤーを引っ掛けて高所へと登ったり、巨大なモンスターに対して
生身やロボット車両で戦うのがウリのTPS第2弾。前作もプレイ済み。
今回はキャンペーン部分もマルチプレイが強く意識され、
1人でプレイする場合でも3人分のBOT(AIキャラクター)を仲間として連れ、
4人組で作戦を遂行していく内容になっている。
シングルプレイ時もいちいちセッション(部屋)を立てるイメージ。
このシリーズの特徴として主人公の体力以外に「T-ENG」と呼ばれるゲージがあり、
時間とともに減少し、ゼロになると体力が減っていく。
車両やエネルギー系の武器にも必要となり、
STARTボタンを押すことで体力に変換することもできる。
T-ENGは敵を倒したり、特定のオブジェクトを壊すことで手に入るので
結果的に、積極的に行動することを促している。
今作ではさらに戦力ゲージなるものが設けられ、
主人公が死んだ場合、この数値を消費して復帰する。
逆に言えば、これさえ残っていれば何度でも生き返ることができる。
このあたりはオンライン対戦のリスポーンの感覚と非常に似ており、
人によってはストーリーに感情移入しにくくなるかもしれない。
起動したデータポストは復帰ポイントとしても選べるが、
このあたりの仕様もオンライン対戦を思い出す。
戦力ゲージが底を尽きる前に
そのエリアにおける目的を達成すればクリアとなるが、
巨大な敵を倒すという以外にも
エリア内のデータポストをすべて起動するというものがあり、
そういった場合にはザコ敵が無限に出現する模様。
マルチプレイであれば体力の多い敵や複数のデータポストが相手でも
協力して効率を上げられるが、シングルプレイだと結構ダルい。
マルチプレイを前提としているためか、
シングルプレイ時も一切のポーズが効かず、
チャプタークリア時でさえ、一定時間で次の画面へ進行してしまう。
もともとチュートリアルなどが用意されていないこともあって
最初は説明書を確認したくなるのだが、
そういったときにもゲームが進行し続ける。ここはさすがに不便。
コントローラーのボタン配置は自由に変更することはできず、
あらかじめ用意されたいくつかのパターンから選ぶ仕様。
一般のFPS、TPSに慣れた私としては「B-4」を選択し、照準の遊びを「OFF」にした。
ただ、ゲーム中の看板などで確認できる操作方法に
現在のボタン配置が繁栄されないのは不親切。
全体的な感想として、グラフィックは非常に綺麗なのだが
ゲーム性が非常に大雑把な印象。
効率よく攻撃を避けて射撃するというTPSとしての面白味は薄く、
「ドッカーン!」という感じの範囲攻撃を受けて跳ね飛ばされたり、
発射頻度の高い砲台に対してグレネードを投げようにも
モーションがキャンセルされてしまったりという感じでイライラさせられる場面が多い。
ミッションを成功させるための具体的な行動が明確に指示されず、
結果として理不尽なゲームオーバーになることもある。
特に「エピソード3−3」「エピソード6−4」の不親切さはひどく、
失敗して数十分前のスタート地点からやり直しになり、何度も投げ出そうと思ったほど。
(※追記 あまりにも評判が悪かったのか、
2010年6月10日に仕様変更のアップデートがなされた)
それ以外にも遊びやすさとしての配慮に欠けている部分も多く、
プレイ済みのセーブデータがあるのに毎起動時にストレージ機器を選ばせたり、
シングルプレイ時に「前回の続きからプレイ」メニューがなく、
毎回、開始チャプターを選ばないといけなかったり、
データポストを起動するのに毎回連打しないといけなかったりするのは面倒。
左スティックを押し続けないといけないしゃがみアクション、
左スティック押し込み+Aボタンという回避操作や
飛行系VSの上昇・下降のボタン配置、
Y+LトリガーによるグレネードとT-ENG射出の切り替えなど
要所要所でのボタン配置もどうにもわかりづらく、
ゲーム造りとしてのセオリーや親切心が足りない。
要はみんなで協力プレイしながらワイワイ楽しむお祭りゲームなのだ。
ある意味、「モンスターハンター」のようなノリなので、
1人でストイックに遊ぼうとするとストレスの方が上回る場面が非常に多い。
技術レベルは海外ゲームに迫る勢いなのに、
プレイしていてウンザリする場面が多すぎて辛かった。