オープニングムービーはさすが坂口RPGといえる力の入れよう。
グラフィックは十分に次世代機としてのレベルをクリアーしている。
今回特に音楽が良く、ロストオデッセイという世界観の構築に
大きく貢献している。個人的には植松サウンドがこの作品全体の
クオリティを象徴しているように感じ、購入の大きな決め手となった。
まだ聴いていない人は一度PVの視聴をお勧めする。
古いと某雑誌のレビューで書かれていた戦闘も、
いったい何が古くて何が新しい戦闘なのかハッキリしてもらいたいくらい
これがやりたかったと思える内容だった。
非常にテンポよく、小難しくて面倒な押しつけがましい進化もなく、
馴染みがありとてもやりやすい。
そしてエイムリングシステムもいいアクセントになっていて楽しい。
FF12やモンスターハンターやオブリビオンみたいな戦闘も楽しいが、
ゲーム好きとしてはコマンドバトルの楽しさも忘れてもらっては困る。
これはもう普遍的なものに部類されるのではないか。
戦闘前の読み込み速度は次世代ではないが、
合格点の範疇にちゃんと入っている。
キャラの移動速度も通常で十分に早いのにXを押すと
さらに早くなって移動出来るのも快適だ。
プレーした感覚は坂口さんと植松さんのコンビなだけに
どう考えてもファイナルファンタジーの新作。
バトル形式からしてFF10の正当な続編にも感じる。
それは予想範囲内だったし、むしろ期待していた。
斬新さ、新しさがあればなんでもかんでもいいというわけではない。
普遍的な面白さを再構築して新作として作れば、
そこには理解しやすくて心地良い楽しさがある。
個人的にはこれが一番やりたかった形のRPGなので大変満足している。
昔からのRPG好きにこそ評価される作品なのではないか。