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ロジャーズ選集―カウンセラーなら一度は読んでおきたい厳選33論文〈下〉
 
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ロジャーズ選集―カウンセラーなら一度は読んでおきたい厳選33論文〈下〉 [単行本]

ハワード カーシェンバウム , ヴァレリー・ランド ヘンダーソン , Howard Kirschenbaum , Valerie Land Henderson , 伊東 博 , 村山 正治
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

This volume stands as a splendid introduction to the life and work of a pioneering psychotherapist. Selections ranging from 1942 to 1987 provide a personal look at his early influences and marriage, and reveal his approach to psychotherapy, individual case studies, research, and even crosscultural efforts to improve communication with professionalsin the Soviet Union. We see the beginning of "client-centered" therapy and can trace Rogers's commitment to its ideas through a lifetime. --このテキストは、 ペーパーバック 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

本書は、ロジャーズの60年あまりの長いキャリアにおける多様で深みのある業績を一望するのに最適の書といえよう。教育、科学、哲学といった、人間の個人的成長への関心にもとづいた専門的な論文から自伝など私生活に関するエッセイまで未邦訳のものも含めた必読の33著作を収録した。

登録情報

  • 単行本: 327ページ
  • 出版社: 誠信書房 (2001/05)
  • ISBN-10: 4414302927
  • ISBN-13: 978-4414302929
  • 発売日: 2001/05
  • 商品の寸法: 21.2 x 15.2 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 ロジャーズはパーソナリティ変化のためには上の6つの条件をすべて満たしてい
ることができていれば良いとしているが、かといってそれ以外のものがまったく不
要であるとは述べてなかった。また、あいづちやうなづきは技法としては重要だが
、それ自体には意味があるというよりも、それを媒介にして6条件を満たせば良いと
考えていたようである。

 このことは非常に良く分かる主張で、単に技法的な問題ではなく、その背後にある
人間性やスタンスといったものがセラピーには重要であるといった考え方を持ってい
たのであろうと思う。

 また、2〜6の条件は程度問題としており、完璧に「受容できている」とか「共感で
きている」といったことを維持しなくては行けないとは書いていなかった。ある意味
では、到達不能な努力目標として位置づけていたのであろう。

 ただ、単純にそれに向けて努力すれば良いというのは、僕には少し疑問が残るとこ
ろで、臨床をしていれば、共感できないこと、受容できないこと、一致できないこと
、が多く起こり、どうしてもポジティブな気持ちを患者に持てないこともある。それ
を6条件を満たす方向で努力するというだけでは、なんだか腑に落ちないところがある。

 そういう「できない」ということはそれ自体に何かの意味があり、それこそが関係
の一部が現れているのだと理解することができる。そして、その意味について理解し
ていくことで、「共感」「受容」「一致」できるようになっていくことが僕の経験と
しては多かったと思う。このことをロジャーズは「チャンネルを通して」という風に
表現しているのかもしれないが。

 とにかく、単に杓子定規に「共感」「受容」「一致」したら良いというのはやはり
誤ってロジャーズを理解しているということになると思う。ロジャーズ派かどうかは
別としても、一度はこの論文に目を通しておくことは大切なことであろうと思う。
このレビューは参考になりましたか?
22 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
カウンセリングを勉強しているとロジャーズという名前がよく出てきます。
少し勉強してもう少しものを知りたいと思うと、彼の実際の著作を読む必要を

感じますが、全集は量が膨大ですし値段も高いので、かなり敷居が高い感じがあります、そういう時にこのロジャーズ選集はお勧めです。上下2冊にロジャーズのエッセンスが詰まっています。翻訳も読みやすく、量も程よいので何回も読んで、理解するというよりは彼の思想に親しむ事ができます。そうすると意外に、ロジャーズの著作を良く読んでないのに「ロジャーズは・・・・と言っている」と言う人が多いのが分かって、愉快ですよ。

このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By なんちゃって、お遍路くん トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
3年前に受講したカウンセラーの養成講座で紹介された本が、
この「ロジャーズ選集(上)・(下)」とロジャーズについて書かれた数冊でした。

その時に購入してはいましたが、頭に入ってこない読みにくさがあって(翻訳の
せいではなくて、理解が追いつかないせいで)続きませんでした。
...あれから3年も経ってしまいました。

養成講座を修了してから、カウンセリング全般のセミナーやいつくかの個別の療法の
セミナーを経験してきたのですが、...わからなくなった時、迷った時に戻ってくる
ところは、やはり、『ロジャーズ』でした。

「16.セラピーによるパーソナリティ変化の必要にして十分な条件」、
特に (3)自己一致 (4)無条件の肯定的配慮 (3)共感的理解は、3年前にしっかり
教え込まれたものです。

この章には、こんなことも書いてあります。(PP282-283)

「...クライエント・センタード・セラピーにおいては、「気持ちのリフレクション」(感情の反映)と
いう技術が記述され説明されているが、ここの提出された理論にそくしていえば、この技術は
決してセラピーの基本的な技術なのではない。しかしそれがセラピストの感受性豊かな共感と
無条件の肯定的配慮を伝えるチャンネルを提供しているならば、それは、セラピーの基本的な
条件が満たされる技術なチャンネルとして役立っているのである。...」

これと同様に内容は、9.気持ちのリフレクション(反映)と転移 にも書かれていて、
ロジャーズは、テクニックだけの機械的な「気持ちのリフレクション」には否定的だったことが
わかります。

3年前にここを読んでいたら、リフレクション(養成講座での『応答』)の練習は役に立たない
のか?、と感じたことだろうと思います。いまは、「感受性豊かな共感と無条件の肯定的配慮を
伝えるチャンネル」としてのリフレクションが、実感としてわかります。養成講座がなにを伝えた
かったのかもわかります。

やっとここまできたという感じです。

この本には、7.ハーバート・ブライアンのケース として 逐語記録とその検討も載っています。
16....必要にして十分な条件 とあわせて、ここを読むと ロジャーズがどのようなところを
ポイントとして、クライエントに向き合っていたのかもわかります。
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