以前は手慣れたPS2のコントローラーを某変換コンバータで使っていて、これが最良の選択だと思っていた。PS2のコントローラーはクリーニングを繰り返していても、ある程度すると確実に各所が劣化するので、その度に新しいPS2コントローラーに買い換えていた。以下はPS2純正品との差異をメインに書くことにする。
たまたま1年前にGPX-500を手に入れる機会があり、試しに使ってみるとその質感に驚いた。しかもPS2純正品以上に「ゲーム向きの操作精度」がある。購入当初柔らかさに違和感があった十字キーは、慣れてくると各方向にキッチリ正確に入力ができることに気がつく。PS2純正品やPSPのそれは、普及したことでスタンダードにはなっているが、それらは操作性を犠牲にしている形状であるとGPX-500を使うことで再認識させられた。GPX-500のバイブレーションボタンはPS2純正品のスタートボタン位置にあることから、購入当初はよく誤作動を経験したが、実際の所は数日で慣れてしまう程度の問題である。
質感は全般的に高品質であり、汚れがつきにくく、PS2純正品では目立つアナログバーの根元の劣化や表面塗装のもちなど、1年間かなり使い込んでも劣化がかなり目立たない(万が一不良品が当たった場合は論外だが)。また外観は大きめであるが、妻や既に購入していた何人かの女性の知り合いの評価が高かった点、この分野では特筆に値するだろう。
また、コンバータ使用と直USBの差などないと常々思っていたが、オンラインゲームでのPC処理落ち時や回線負荷時には、どうやら直接続の恩恵があると思うようになった。処理が延滞してそうでも無効にならず、時間が来れば実行されている場合が、PS2純正品+コンバータに比べ明らかに多く感じるからだ。
ここまで満足感があるとは、正直予想外。PS2純正に慣れっぱなしの人でも使っていくうちに実感できるバリューがある。唯一各人の趣向で好嫌が分かれるとするならばバイブレーションの差。GPX-500は各段階で繊細な振動差があるが、振動最弱時では微弱なモーター音を意識しまう。最弱時のPS2純正品ではモーター音よりも、回転音が目立っているからだ。ただこの点はどちらにも優越はない。慣れれば気にすることすらなくなるだろう。
まさに質実剛健。価格や操作性や耐久性、さらには飽きが来ないデザイン、清潔感を保つマッドな外観&塗装。GPX-500は、PCでゲームをする全ての人のためのパッドである。
ちなみにロジクールを日本、またはアジア系企業と誤解している人が多いが、実は本家はスイスであり、この名前は日本におけるブランド(法人)名である。元々高品質なPCサプライメーカーとして知られている。また、似た名前のロジテックとはまったく無関係なので注意。