ロシア語会話集としては
「ロシア語会話とっさのひとこと辞典」にならぶ
ボリュームのある本で、中級者以上の本です。
オレンジ色のデザイン性の高い表紙で
選んでいるフォントもきれい、
中を見てもすっきりとした配置で
「お、期待できるかな」と思い購入しました。
しかし、ぽつぽつと読み始めて愕然としました。
非常に誤植が多いのです。
まだすべてじっくり全て読んだわけではないですが、
ГдеがГгеになっていたり、могуがмотуになっていたり、
そのような単純な誤植が目立ちます。
「使えるロシア語」というシリーズ化された
特集ページで紹介されている単語も
かなり気の抜けるような誤植が特に多く目立ちます。
P35の月曜日のスペル間違い、
P63の国名では主格で書かれるべきものが所々生格になっていたり、
挙句の果てにはこんなものまで見つけました・・・。
P239の「甥」という日本語に対するロシア語には
ОЙ (おい) と書いてあります。
本来ならばплемянникだとは思うのですが、
なぜか日本語読みがそのままロシア語になっています。
というわけで、値段も高かったので
買うんじゃなかったなあ、という感情はもちろん、
「せっかくいい本に仕上げようとしているのに、もったいないな」
という印象を受けました。
せっかく親しみやすく分かりやすい会話集を作ろうという
著者の熱意は伝わるのですが、これだけ誤植が多いと
会話集としては信頼できません。
ぜひ第2版では全ての誤植をなくしていただいて
会話集として信頼できるものにしていただきたいなあと思います。
というわけで星1つです。
いまのところ「とっさのひとこと」が中級者以上の会話集としてはベストでしょう。
本が小さいので、字も小さくなるため見にくいのが難点ですが
やはり内容も安定していて安心できます。