内容説明
シオニズム運動の枢要を担ってきたロシア帝国出身のユダヤ人たち.しかし彼らのなかには,シオニストでありながらあえてロシアにとどまる「ロシア・シオニズム」思想の系譜が存在した.歴史的な文脈を丁寧にたどりながら,シオニズムの新たな側面に光をあてる.【第1回東京大学南原繁記念出版賞】
内容(「BOOK」データベースより)
省みられることの少ない一次資料の発掘に基づき、ロシア語を中心にヘブライ語も含む文献を駆使して展開された、優れたロシア・ユダヤ社会史研究であると同時に、社会学的見地からのネーション論や集団的アイデンティティ論を踏まえた民族問題論。パレスチナに行かなかった「シオニスト」たち、忘れられたユダヤ思想の文脈に光をあてる第1回東京大学南原繁記念出版賞受賞作。