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ロシアの論理―復活した大国は何を目指すか (中公新書)
 
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ロシアの論理―復活した大国は何を目指すか (中公新書) [新書]

武田 善憲
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 777 通常配送無料 詳細
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ロシアの論理―復活した大国は何を目指すか (中公新書) + 現代ロシアを見る眼~「プーチンの十年」の衝撃 (NHKブックス)
合計価格: ¥ 2,037

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

混乱を極めた一九九〇年代も今は昔。プーチンという強力なリーダーのもと、原油価格の高騰や国際情勢を追い風に、ロシアは復活した。国際社会と時に摩擦を起こすロシアは「脅威」なのか。その行方を分析するには、指導者たちの決断の背後にある、独特の「ゲームのルール」を見極めることが必要だ。若き現役外交官による冷静な観察は、偏見や怪しげな裏情報を排し、われわれの現代ロシア観を新たにする。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

武田 善憲
1973(昭和48)年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程中途退学(法学修士)。2000年外務省入省。2004年モスクワ国立国際関係大学大学院修士課程修了。ジョージタウン大学外交研究所研究員、在ロシア日本国大使館二等書記官などを経て、現在、外務省軍縮不拡散・科学部軍備管理軍縮課課長補佐(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 188ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2010/08)
  • ISBN-10: 4121020685
  • ISBN-13: 978-4121020680
  • 発売日: 2010/08
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By guccyo
 本書は「ロシア本」というジャンルを超えた魅力を放っている。トクヴィルの「アメリカの民主主義」と同種類の知的興奮を味わえるといえば大げさだろうか。ひとつの国をがっぷりよつで分析するためのヒントも多く、ロシアに関係する人以外も一読する価値がある。
 本書は「ゲームのルール」というキーワードのもと、2020年までのロシアを占う視座を提示する。読者は、ロシアの内政、外交、経済・エネルギー、国民生活の4分野で、「ゲームのルール」がどう貫かれているかを追跡できるだろう。筆者は1973年生まれの中堅外交官であると同時に、社会科学と地域研究で最高度の訓練を受けている。「●●は良く分からないが、少なくとも■■とは言える」といった叙述が多いが、これは著者の力量不足といより、情報統制の行き届いた今のロシアを前にした知的誠実さを示したものだ。各国語に訳せばそのまま通用するだろう。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By てとり VINE™ メンバー
現在、外務官僚の著者が、通常業務で忙しい中、官舎と外務省との往復の通勤電車の中で執筆した本書。
現役外務官僚の手による、資源ナショナリズム、プーチニズムと西側諸国に警戒感を持たれる事もあるロシアの解説本です。

ロシアの行動原理、つまりロシアの「ゲームのルール」を明らかにし、ロシアにどの様に対応していけばよいかと言う観点からの解説がなされていました。

具体的には、ロシア外交の2原則、ロシアが何に注目しているかを推測する方法、エリツィン時代の国家解体の危機を乗り越えたプーチン以降のロシアの変貌、ロシアと中国・インドとの関係などが解説されていました。

ロシア外交の2原則(多極主義、旧ソ連諸国はロシアの絶対影響圏)や、間に旧ソ連諸国などの緩衝地帯を入れずに4000キロ以上の国境を共有する中国との関係、様々なラスプーチンが跋扈したエリツィン時代とは対極に位置するプーチン・メドヴェージェフ政権についてなど、この新書を読むだけで、いきなり、にわかロシア通になる感じです。

また本書を読んで、非効率、汚職などの問題を抱えているロシア政府を何とか機能させている大統領審査局に、有能で勤勉な人材が集まっているのは(エリート層などを対象に違法な盗聴を行っているとの噂も併せて考えると)盗聴なども使って人物調査を行っているからだろうか?と、思ったり。

政治的なポジショントークも(少なくとも今の私には)見あたらず、現代ロシアについて専門的な本を読むなどしていないが、興味は感じていると言う人にはとてもお勧めです。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 本書は現在のロシアを理解しようと思う全ての人にとって必読の書であると思う。
 
 ロシアについては、「ロシアは理性では分からない(19世紀のロシア文学者チュッチェフ)」とか、「ロシアは謎の中の謎に包まれた謎である(チェーチル英首相)」といった言葉に知られるように、理解しがたい国であるというイメージが先行しがちである。そのため、ロシアについては、事実や克明な観察に基づかない偏見に満ちた本があふれているが、本書はそうした本とは全く異なる。
 
 著者はロシアに長く滞在し、多くのロシア人有識者と付き合った経験、さらにロシアに関する各国の権威達との議論を踏まえ、外部の者には理解しにくい、ロシアの行動原理を読み解くために必要な明快な視点を提供している。
 
 本書の分析の対象は、国内政治、外交、エネルギー政策、社会政策まで、極めて広範な分野に及ぶ。筆者の知見の幅と深さにはただ驚かされるばかりだ。私もロシアを専門とするが、世界的に見ても、ここまで現在のロシアの核心に迫った本は寡聞にして知らない。

 ロシアの行動原理とは何か?筆者の結論は明快である。ロシアは「権威主義的な体制を目指しているとか、プーチンによる独裁を作ろうとしている」訳ではない。ロシアは「普通の豊かな国」になろうとしており、そのために必要な行動を取っているだけなのだ。そうしたロシアの行動の一部は、日本や欧米諸国にとって、受け入れがたい点もあるかもしれない。しかし、ロシアの行動原理を理解しなければ、ロシアとの付き合い方は見えてこないはずである。
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最近のカスタマーレビュー
一つの対象に対して、多角的な見方を
主に「ゲームのルール」に基いたロシアの見方。
現在(そして恐らく2020年まで)のロシアに対する一つの見方として有用と思われる。
投稿日: 3か月前 投稿者: hoge
ロシアとどう付き合うのか
 一読すると著者の言う通り、よけいなバイアス無しのロシアが見えてくる。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: tagami
限られた情報を手堅くまとめたロシア入門
本書冒頭でまず明らかになるのは、ロシア政治を分析する手法に限界があるということだ。... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: Tolaria
ロシア初心者には分かり易くて良い本です
仕事でロシアに出張する前に、ロシアの現状を理解するため読みましたが、90年代から2000年代の政治情勢の推移、その背後にあるロシアの論理の整理が明快で、すいすいと... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: Terve
「強いロシア」と「普通の豊かな国」の間
内政・外交からエネルギー問題、宗教の役割まで、コンパクトにまとめた入門書。現代ロシアの政治・経済・社会情勢を大まかにつかもうという人には手ごろな良書といえる。著者... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: philosophia
天然資源+国家資本主義
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投稿日: 15か月前 投稿者: blackstar
ロシアの暗黙のルールを理解するための書
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投稿日: 17か月前 投稿者: トニー・トウゴウ
ロシアの国家戦略とは
現代ロシアを理解するのに最良の書だろう。... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: 偏執狂的読書暦
ロシアの実像
従来の現代ロシアの解説には、プーチン・ファクターの過大評価や陰謀論的な分析がまま見られるが、... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: Пурген
まっすぐとロシアをみつめる
この本は現役外交官が見てきたロシアについて書かれたものである。
私は、たまたま某週刊誌で佐藤優氏の記事を読んだときに、... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: kurausu
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