今まで復刻シリーズは初めて手にするものばかりだったので、手放しで喜んでいた。
その点、今回はやや複雑な心中である。というのも、2002年にCDーROMの妖怪画集「妖怪世界遺産」を買っていたからだ。10000円のこれに付録としてついていたのものの一つが、復刻版「ロケットマン」だったのだ。
愚痴はやめて、内容を紹介します。
手塚漫画風の初期の水木先生の丁寧なタッチで描かれています。タイトルのロケットマンというキャラクターはごく終盤にしか登場せず、しかも登場したとたんに悪役の怒雷博士から「お前スーパーマンだろうアメリカへ帰れ」と身もふたもないツッコミを入れられています。ストーリーとしては「大海獣」と似た部分もありますから、まだ読んでいないファンの方は是非お読みいただきたいところです。
お楽しみの特別付録は、貸本雑誌「鉄人」第四集に収録されていたという「プラスチックボーイ」のブックレットです。名義は東真一郎です。
ストーリーは奇妙なもので、前半がホラーっぽくラストは人情味があります。ただ、鬼太郎の「猫仙人」のような手がどんどん伸びてこんがらがるシーンや、「海女房」に鬼太郎がかまぼこにされるシーンに似た絵があって、マニアにはたまらんです。