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5つ星のうち 4.0
ロキシー・ミュージックのデビュー作。計算され尽くされた俗っぽさ。,
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レビュー対象商品: ロキシー・ミュージック(紙ジャケット仕様) (CD)
72年発表のロキシー・ミュージックのデビュー作。大胆なアルバム・ジャケットが示すように、初期ロキシー独特の俗っぽさに満ちている。2H.B.では映画カサブランカのハンフリー・ボガードの名セリフを使っている。LPリリース時はそのような俗っぽさが鼻について好きになれなかったが、その後のロキシーやブライアン・フェリーの活動からこの俗っぽさがいかに計算されたクールなものであったかがわかるようになり、今ではロキシーの記念すべきデビュー盤として愛聴している。特に1曲目〜4曲目が圧倒的だ。冒頭曲のタイトルであるリメイク・リモデルはロキシーまたはフェリーのソロ活動を読み解くキー・ワードだ。4曲目ヴァージニア・プレインは元々シングル盤でリリースされ、英国オリジナルLPには収録されなかった曲だが、日本ではLP盤発売当初から本作に組み込まれている。意外にもキング・クリムゾンのピート・シンフィールドがプロデュースしており、ボブ、チャンス・ミーティングといった曲には初期クリムゾンの匂いがする。他にシー・ブリーズィズのような哀愁漂う歌詞が印象的な曲、ドゥワップ調のビターズ・エンド等、多様な曲の詰まった楽しいおもちゃ箱のような作品だ。そして多くのロキシーの作品に当て嵌まることだが、紙ジャケでこそジャケット・デザインの素晴らしさが100%伝わる作品である。
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