『ロウきゅーぶ! 8』です。
アニメ化に合わせての刊行ということで気合いが入っていたと思いますが、期待を裏切らずに面白かったです。
前半のロリラブコメパートと後半のスポ根パートの絶妙な配合が魅力の本シリーズですが、本書においてもそれが巧く発揮できていたのではないでしょうか。
本巻は全体としては、どことなく連作短編っぽい感じで、一つ一つエピを重ねて行って、その中で少しずつ新キャラを出して行って、最後にはもっかんたちにライバルチームができて試合、という形。なにげに竹中一人称がいい感じでした。
新キャラが一気に多数出たので目立ちませんが、今回は表紙にある通り、実は紗季回です。石鹸のよい香りが漂います。紗季エピというのは、五人のレギュラーの中では一番扱いにくいと思うのですが、前半のラブコメパートでも紗季のおいしい場面があったし、後半のバスケでも、全体として一番活躍して成長を見せたのは紗季でした。新キャラが増えるとレギュラーが薄くなってしまうラノベシリーズが多い中で、軸をぶらさずにきちんと描いているところが素晴らしいです。
軸がブレないといえばイラスト。相変わらずバスケシーン無し。レギュラーともいうべき見開きがあって、よりによってソコの場面ですか。
気がついてみると、本シリーズって小学生女子だらけです。そんな中で一人トシマの葵が一つのポジションを得て、今後がさらに楽しみといったところです。
小5。じゃなくて★5